終戦記念日は大阪護国神社のみたま祭りに
境内に櫓が組まれ、盆踊りが奉納されます。
出店は3軒のみ。
子供たちにとっては、屋台が少ないお祭りは退屈かもしれませんね。
親御さんと一緒に訪れるお子さんはいらっしゃいましたが、中高生のグループは全く見かけませんでした。
私の育った地域でも、駅前のお祭りには多くの子供たちが集まり賑わっていましたが、神社のお祭りは揃いの浴衣を着た大人のものという感じだったのを思い出します。
盆踊りの音楽が終わると、その都度拍手が起こり、次の曲までの間があります。
時折、間違った曲がかかってしまい、やりなおし。
屋台がないので、会場の意識は櫓に集中していて、そのグダグダに笑いが起こったり、ため息が聞こえたりします。
なんか懐かしいな~、こういう感じ。
まずは参拝。
戦争の体験なく、こうして参拝できるのは幸せなことですね。
だからこそ思想や宗教や人種を越えて、理解しようとすることをあきらめないようにしたいと思っています。
そうは言っても、この年齢になっても自分の理想と現実の矛盾は「平和」というキーワードについても解決できないまま。
ここへ来るのは、毎回その未熟さを確認して謙虚になるためなのかもしれません。
境内に掲げられた提灯は奉納された方の名前が短冊で吊るされています。
戦没者のご遺族じゃなくても一灯8000円で献灯できるそうです。
大阪護国神社のみたま祭りは、毎年8月14日、15日の2日間行われています。
大阪護国神社
電話:06-6681-2372