中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

大エルミタージュ美術館展の金曜日は全作品撮影可能!

現在、愛知県美術館で行われている「大エルミタージュ美術館展」に行ってきました。

イメージ 2

大阪にいるときには、ついつい出不精になってしまうのですが、いったんでかけると行きたい場所が尽きません。

エルミタージュ美術館展は7月1日から始まっているのですが、毎週金曜日は全作品撮影可能になっています。

イメージ 3

これまで愛知県美術館で、この規模の美術展が撮影可能というのは経験したことがなく、一度そのシチュエーションを楽しんでみたかったので、金曜日を狙って行ってみました。

イメージ 4

入館前にちゃんと撮影についての注意書きがあるのですが、中に入ってから「あれ?みんな撮ってる。私も」みたいな方も多いので、シャッター音の切り忘れはもはや学芸員も注意しきれないほど。

さすがにフラッシュ撮影は注意されていましたが、フラッシュの設定がわからない方もけっこういらして、注意した学芸員の方が設定までされている姿を多く見かけました。

私も撮りたかったクチなので偉そうには言えませんが、写真を撮るときってどうしても液晶やファインダーに集中して、カメラがない状態よりは周囲に対する配慮が行き届かなかったりします。

ベストの位置で撮影したいあまり、私も長めに正面を独り占めしちゃったかなと反省してるとこです。

せっかくの試みが中止にならないよう注意書きが認知されるといいなと思います。

スマホはシャッター音が切れないようになっていると思いますが、スピーカーの部分にシールを貼ることで音が小さく抑えられるので、監視員さんに相談するとシールをいただけるみたいです。

撮影可能日の注意事項についてはこちら
さて、最初に私達を迎えてくれるのはエカテリーナ2世の戴冠式肖像画

イメージ 5

彼女のコレクションを所蔵する美術館として創立したエルミタージュ美術館

今回の展覧会では、このエカテリーナ2世が治世中に収集したコレクションのひとつ「手袋を持つ男の肖像」も展示されています。

本展は国別に作品がまとめられていて、85点のエルミタージュ美術館の常設展示作品が公開されています。

イメージ 1

作品はもちろん、フレームの装飾を撮影できることも滅多にない機会。

イメージ 6
イメージ 7

作品集ではフレームまでは載っていませんもんね。

9月18日まで開催されていますので、世界の名画を撮影したい方は金曜日に行ってみてくださいね。

イメージ 8

今回大エルミタージュ美術館展のチケットで入場できるコレクション展もけっこう楽しめました。

コレクション展は6展示室を除いて撮影は禁止ですから注意してくださいね。

昨年から気になっているフランスの写真家シャルル・フレジェの作品も6点展示されていました。

この写真家さんは日本各地の奇祭の装束を撮影されていて、五島列島福江島で毎年行われているオネオンデという祭りの装束の作品もあります。

それは、今まで私が見たオネオンデのどの写真よりも美しく表現されていました。

その写真ではないものの、オネオンデの写真も1枚展示されていました。

機会があったら、また紹介できたらなと思います。


写真撮影が可能になっている6展示室では大阪在住のアーティスト塩見友梨奈さんの展覧会が行われています。

イメージ 9

影も含めての展示が写真映えするので、ご家族やお友達を構図に入れ込むと素敵なんじゃないかな。

イメージ 10

9月18日(月・祝)まで
当日券一般:1600円