瀬戸内国際芸術祭開催中の小豆島へ 2日目の④
三都半島を離れ、高松行きのフェリーのりばがある土庄港周辺の作品群へ。
まずは「大岩島2」という作品へ。
おそらく今回の旅で一番写真を撮るのが楽しかった作品です。
疲れて座り込んでいたご婦人に『そのまま写真に入ってください』とお願いして撮らせていただいたり。
人が物語の登場人物のように溶け込むから不思議です。
この作品のある場所に数台の駐車スペースがあり、案内係の方が『車を置いて周辺をまわってきていいよ』とおっしゃってくださったので、そのまま徒歩で次の作品へ。
とっても入り組んだ路地のなかにあったのは、その名も「迷路のまち~変幻自在の路地空間~」
こちらは内部の撮影は禁止です。
普通の民家の内部が真っ白なかまくらのような空間に改装されています。
こちらは今回から公開されていて、まだ真っ白で綺麗でした。
鑑賞し終わると、この作品の本部ともいえる「目」と呼ばれる作品へ行くよう案内されます。
どちらが先になってもいいようですが、ふたつは少しだけ離れています。
もちろん歩いて行けますが、このあたりは本当に迷路のまち。ちょっと寄り道しながら歩くのも楽しいです。
上の写真の建物の前にあるお地蔵さんは、今年度で土庄高校が閉校になることから、在校生が記念に作ったものだそうです。
頭がタコヤキになってる個性的なものがあったり、ひとつひとつ見ると面白いです。
さて「迷路のまち~目~」は西光寺の脇の路地を進んだところにあります。
たばこ屋さんの建物のなかに、たくさんの仕掛けが隠されています。
いろんな仕掛けが最後に「なるほど」となるからくり。
たまたま人が少ない時間だったので、仕掛けを存分に楽しむことができました。
このほかにも、空き家を作品にしてしまうプロジェクトが進んでいるようで、次回の瀬戸芸も楽しみですね。
そろそろ時間がきてしまったので「大岩島2」の会場に戻ります。
この辺も時間をかけて歩くと面白いと思います。次回はきっと。
そういえばこのあたり、昨日夕飯を食べた「幸宝」さんも近いんです。
昨日は真っ暗だったので何も見えなかったんですが。
さて、フェリーの出港時間が近づいたので、フェリーのりばに向かいます。
ここにも作品のひとつがあります「太陽の贈り物」
近くに寄ってみると、いろいろなメッセージが透かし彫りされています。
岡山行きのフェリーのりばの建物の2階にはコシノジュンコさんの作品があるそうですが、もう時間がないので、フェリーに乗り込みます。
1日目にご紹介したジャンボフェリーのチケットには、小豆島から高松までのフェリーは含まれないので、これは別に購入しました。
四国フェリー運航のフェリーで、ほぼ1時間に1本の頻度で運行しているので便利です。
料金も690円と良心価格。所要時間は約1時間です。
詳しくはこちら
さようなら、小豆島(^^)/~~~
この日記を書いている日に2016年の瀬戸内国際芸術祭も幕をおろしてしまいますが、常設されてるオリーブのリーゼントも見てないし、会期外にまたゆっくりと訪れようかな。
この日は、まずまずの天気だったので、綺麗な夕日をフェリーのデッキから見ることができました。