中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

クレイジージャーニーで人気沸騰中のヨシダナギさんの写真展へ

クレイジージャーニーでアフリカの少数部族を撮るフォトグラファーとして紹介され一躍人気沸騰中のヨシダナギさんの写真展へ行ってきました。

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今日はトークショーもあるということで、小さな会場は大混雑。

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キュートなルックスと度胸の良さで性別を問わずファンを獲得している写真家さんですが、実はカメラもよくわからないほどで、自分を写真家と思ったことはなかったそうです。

お話を聞いて簡単に要約すると

アフリカ行きたい

お金いる

写真撮って帰るとお金入る

写真で稼いでまたアフリカ行く

というスパイラルを維持するためのツールがカメラだったのかなと思いました。

「撮らなくてもいいなら撮りたくない」とおっしゃっていましたが、それでこんな魅力的な作品を撮れるなんて!


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写真の巧みさとかを超越して、少数部族や周囲の協力者に受け入れられる人間力、アフリカの少数部族という素材をありのままに撮らない潔さが私が感じている彼女の魅力です。

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めっちゃ可愛いのに、アフリカでウイルスや疥癬に感染した話を膝擦りむいたぐらいのトーンで話す。

自分の好きなことに伴う弊害なんか、ウイルスだろうと、お金だろうと、あきらめる理由にはならない強さを持ってる。

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トークショーは進行役の方が上手だったのかも知れませんが、興味深い話を聞けて楽しかったです。

スリ族は1カット1人25円、マサイ族はグロスで数万円というモデル料の相場が存在するなんて話は一生役に立たなくても面白い。

ヨシダナギ写真展HEROES は12月26日まで、そごう神戸新館7階美術画廊にて。

24、25日は、ご本人が在廊されるそうですよ。

会場は作品を含めて撮影OK、拡散OKだそうです。

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