「ユトリロ回顧展」と「ゴッホとゴーギャン展」へ
最近ほぼ名古屋および愛知県ネタに集中していますが、今回も名古屋市で催されている美術展ふたつのお話。
先月の訪名時にも雪が降った記憶があるのですが、今月も・・・
写真を撮った時も寒かったのですが、このあと視界が悪くなるほど雪が舞い始めました。
名古屋のシンボル、テレビ塔のうえになにか青いカバーがかぶさっていて、なにかのイベントなのかと思いましたが、どうやら単に工事中ということらしいです。
この日は母のお供で栄で行われている美術展をふたつ巡ります。
母親は趣味で油絵や水彩画を楽しんでいるので、以前家族でパリのモンマルトルへ旅行した時は、めっちゃテンションがあがっていました。
そのモンマルトルの風景を数多く描いたユトリロ。母親はラパンアジルというシャンソニエ(シャンソンを聴かせてくれる音楽酒場)の風景を描いた絵を観て、旅行したときの思い出を懐かしんでいました。ユトリロの時代から現在にいたるまで、同じお店が残っているというのはさすがパリ。
ただ・・・実はワタクシまだユトリロにピンときたことがありません。
ま・・まぁ、あれですもんね、こういうのは人それぞれ。
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人気の美術展を訪れるときは、通常は平日限定と決めているのですが、この日は母親と私の予定をすりあわせたら土曜日しかなく、かなりの人出を覚悟でやってきました。
人が多いと言えば多いのですが、数分待てば観たい絵を一番前で観ることができる程度の混み具合だったので、思ってたよりスムーズに鑑賞できました。
母親のために音声ガイドを借りましたが、母親が途中で「もういらない」と言い出したので、私が引き取って楽しませてもらいました。音声ガイドは30分で520円。
声優さんが手紙を引用しながらお芝居のように解説してくれます。
この2か月がお互いの作品に後々まで大きく影響を与えたことがわかる作品も展示されていました。
10年前に母親の希望でアルルを旅したのですが、風景を観ただけで生意気にも「ゴッホの絵みたいな」という形容を何度もしたのを覚えています。
母も高齢になって長時間の移動は厳しくなってきたので、こうして絵を観ながらかつての旅の思い出を語れるのは、形は残らないけど大きな財産だなと実感しました。
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