中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

瀬戸内しまなみ海道ドライブひとり旅 初級者編 2日目の③

未来心の丘で瀬戸田の美しい景色を堪能したあと、耕三寺の敷地内に戻って、本堂の向かって右にあるこの入口を入ると千仏洞という地下道に続きます。

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薄暗い通路には石仏や地獄をわかりやすく絵で説明したものが並びます。

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あれ?福岡の東長寺でもこういう感じの聞いたばかり。

極楽地獄を説明した施設って、寺院では珍しくないのかな。

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この地下道を抜けて地上にあがろうとすると、見覚えのある御足元が。

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そうです、前回の「瀬戸内しまなみ海道ドライブひとり旅 初級者編 2日目の②」でランドマークになると言った大観音像です。

いやいや、本当にいろいろ見どころが満載のお寺です。

でもすべては、もともと耕三寺耕三という方の亡くなられたお母様を讃えるために建てられたそうで「寺をほめて下さるのも悪い気持ちはしないが、お母さんを仏様のようにほめ讃えてもらいたいのが、拝観者に対する、永い年月における私の念願である」とおっしゃっていたそうです。

そういう気持ちで参拝すると、また違った視点で見てまわれるかもしれませんね。

耕三寺の斜め向かいにある「金剛館」も耕三寺のチケットで拝観することができます。

耕三寺所蔵の美術品を展示しています。

フラッシュを使用しての撮影は禁止という表示がありますが、フラッシュなしで撮影しても注意されたので撮影自体が禁止のようでした。

耕三寺(耕三寺博物館)
電話:0845-27-0800
開館時間:9:00~17:00
定休日:無休
拝観料:大人1400円 大学生・高校生・シニア料金あり 中学生以下は無料

金剛寺」の隣にある「平山郁夫美術館」も必見です。

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シルクロードを描いたシリーズなどが有名ですが、こちらの島のご出身だったんですね。

幼少の頃の作品なども収蔵されており見応えがありました。

瀬戸内の島々を描いた作品も多く展示されていたので、予備知識がない私も大変興味深く鑑賞できました。

平山郁夫美術館
電話:0845-27-3800
開館時間:9:00~17:00
休館日:無休
入館料金:900円 学生料金あり

このあと生口島レモン谷という自由にレモン畑に入れる場所に行ってみたのですが、場所はわかったものの、車を停められそうな場所が見当たらず・・・。

観光バス専用の駐車場は近くにあったのですが・・・。

瀬戸田レモンに囲まれてみたかった~。

残念だけど通過しました。

駐車場はあるらしいので、次回はもっとしっかり探してみます。

最後に明日めぐるつもりの大三島に向かいます。

しまなみ海道はドライブだとけっこう通行料金がかかるので、ひとつの島はまとめて見て回ったほうがいいのですが、今から行く「リモーネ」さんは明日火曜日が定休日なのです。

反対に大三島の美術館は月曜日休みのところが多いので、どうしても私の日程では2回訪れないといけないわけです。

生口島でナビをセットしようと思ったのですが、あらかじめひかえておいた電話番号ではお店の情報が拾えず、住所を確認しようとスマホをネットにつなごうとしますが圏外。

そうだった・・・離島ということを忘れていた。

とりあえず大三島までは適当に走って、電波が拾えそうな場所へ移動します。

オフラインで確認できるようにしとかないとね。

修行不足ですわ

でも、なんとか閉店時間に間に合いました。

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細い道を入っていくので、本当にあるのか心配になりますが、可愛らしいお店が見えてホッとします。

レモンをはじめ、無農薬で柑橘類を栽培しておられる農家さんが経営されていて、こちらの自家製リモンチェッロが購入したくて、絶対にはずせないと思っていたお店なのです。

リモンチェッロ南イタリアで作られるリキュールで、家庭で作られることも多い、日本でいうと梅酒的なお酒です。

リモンチェッロのほかにもレモネードシロップやレモンケーキなどレモンや柑橘類から生産される商品がずらりと並びます。

店内にはほかにもお客さんがいらっしゃったので写真は控えましたが、とにかく豊富な品揃えに目移りします。

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これは買ったものを家で撮ったのですが、リモンチェッロの瓶は凍らしてあります。

23~24度のアルコール度数があるので中身は凍りません。

ちなみにリモーネのレモンは収穫したてを届けたいということでオンラインショップでの販売のみなので、こちらは別のお店で購入したレモンです。

今まで飲んだ市販のリモンチェッロに比べて、生のレモンを感じる爽やかさとビター感が何倍もあります。

リモーネ
電話:0897-87-2131
定休日:3月~11月 火曜・金曜日、12月~2月 火曜・水曜・金曜日

そういえば、この夜に行ったバーのマスターがこちらのリモーネさんの御主人をご存知で、離島らしい「つながった瞬間」を味わうことができたのでした。

といってもバーは離島ではなく今治市の黄金町というところにありますが。

少し晴れ間が広がってきたので、リモーネさんのある大三島多々羅展望台に行ってみることに。

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小高い丘の上にある建物が展望台で、これは海岸沿いにある道の駅多々羅しまなみ公園から撮影したものです。

この道の駅はサイクリストの聖地の記念碑があり、絶景のポイントとしても知られています。

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こちらが多々羅展望台からの眺め。

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日没はこちらの方向。

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でも寒いので早々に退散。

今治市上浦町井口7505-7

ホテルに戻って、今日はワイン飲みたいな~。

帰りに少しだけ来島海峡SAへ立ち寄りました。

ここにも展望台があるようだったので、夕日が拝めるかなと思ったのですが、夕日は駐車場からしまなみ海道の向こう側に落ちていきました。

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それでも展望台からの景色は美しかったです。

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来島海峡SAは今治北の出口の手前にあります。

夜は美味しいイタリアンのお店と、そこで紹介してもらった前述のバーに行ったのですが、そちらは飲食店をまとめた項で後に紹介したいと思います。