中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

沖縄・本部からレンタカーごと与論行きのフェリーに乗る

沖縄から与論に向かうためには、那覇空港から飛行機に乗るか、那覇港、本部港からフェリーに乗るのが一般的です。

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飛行機が速くて便利なのは言わずもがなですが、安いチケットを購入しても1万円弱はします。那覇から与論のフェリーで一番安い片道料金が2820円、本部からだと1480円なので、フェリーだとかなり安く与論まで行けるのは一目瞭然。

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時間としては飛行機だと40分ほど、フェリーだと那覇から4時間50分、本部から2時間30分です。

お気づきになりましたか?

フェリーの場合、那覇→本部→与論という順番で寄港するんですが、那覇から本部までの移動時間が、同じ沖縄本島内なのに2時間20分もかかるんです。

そこで、今回私がベストだなと思った移動方法がこれです。

那覇で借りたレンタカーごと本部からフェリーに乗る」

この方法の一番のメリットは

重い荷物を持ち歩かなくていいこと!

私は与論に行く前の沖縄でかなりの数の食器を購入してしまったのですが、もしこれを持ったまま移動となれば、かなりの荷物になりましすし、その都度送っていたら、送料もばかになりません。

私の場合、大阪から那覇空港へ到着し、そのままレンタカーを借りたので、自分の荷物を運んだのは空港からレンタカー会社までと宿泊施設の駐車場から部屋までの移動のみです。

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費用的にはどうでしょうか。

これは旅のプランによるので一概に比較はできませんが・・・

那覇はレンタカー会社が多いので、かなりお得なプランで貸し出しているところもあり、私の場合は免責補償料込で1日2000円ほどで借りることができました。

私が借りたサイズのコンパクトカーをフェリーに乗せた場合の料金は那覇からだと17680円、本部からだと10680円になり、往復予約で10%オフになります。

与論のあるレンタカー会社で借りた場合5日間で33000円だったので、私のプランの場合は沖縄と与論で別々にレンタカーを手配するよりも通して借りてフェリーの車両航送料金を支払った方が安く済という結果になりました。

那覇から本部までは車で移動すると1時間半ほどなので、運転が苦手でなければ車で移動した方が断然早く到着できます。そのぶん料金も安くなりますし、美ら海水族館などの北部の観光スポットに立ち寄るコースを組んでも楽しいと思います。

出航時間も那覇だと朝の6時ですが、本部だと9時20分になるので、朝のチェックアウトが少しゆっくりできますよね。

与論行きのフェリーが出航する本部港伊江島に行くフェリーと同じ港です。

場所はこちら

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沖縄から与論の航路は鹿児島⇔那覇を毎日上り下り各1便運航しています。

マルエーフェリーという会社とマリックスラインという会社が交互に運航していて、乗船受付に必要な書類も窓口もそれぞれ別々なので注意しましょう。

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私が出発した日はマルエーフェリーの運航日でした。

予約なしでも大丈夫らしいのですが、私は車を乗せるので念のためWEBで予約をして行きました。

WEBでの予約は高速バスでおなじみのウィラートラベルが請け負っています。

予約があっても乗船申込書などの書類は書く必要があります。

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車がない方は↑ 車がある方は↓の書類を記入して窓口に提出します。車がある場合は、この他に車検証も必要です。

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マルエーフェリー乗船券引換券が必要ないのですが、マリックスラインは必要なんだそうです(ウィラーからの予約の場合)

ただし、私の場合は往復割引で購入していて、片道だけマリックスラインだったため、ウィラートラベルに問い合わせたところ、ウィラーからマリックスラインに連絡しておきますとの返答で乗船券引換券は必要ありませんでした。

往復マリックスラインの場合は必要になるかと思いますので、こちらのページで確認してください。

ウィラートラベルからのメールに乗船受付は2時間前からと書いてあった気がしたのですが、実際には50分前の8時30分にならないと窓口自体が開きませんでした。

窓口で手続きすると、車の待機場所を地図でわかりやすく教えてくれるので、初めての人でも安心です。

窓口から待機場所までは、コンテナが積み上げられていたり、砂利が積んであったりで、入って行っていいのかな?と不安になりますが、そのまま指定された場所まで進んでください。

窓口でもらった許可証を助手席のフロントガラスに貼っておくと、待機場所で係の人が案内してくれます。

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いよいよフェリーに乗り込みます。

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乗船後は車両に戻れないので、航行中に必要なものだけは持ち出します。

一番安価な2等和室は降りる港によって部屋が決まっています。

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指定ではないので空いてる場所を使えます。

私は船内をウロウロしてデッキに出たり、レストランで過ごしました。

レストランは営業時間外は開放されていて自由に過ごすことができます。
鹿児島までは丸一日かかるのでシャワー室などもあります。

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2時間30分は意外とあっという間でした。

与論港に到着すると、フロントガラスに貼った許可証を案内の人に返すだけで、なんの手続きもなくそのまま港におります。

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通常は供利港に発着しますが、天候によっては別の港に着くこともあるそうです。

そのまま近くの尾道遊歩道へ行くと、出航して鹿児島へ向かうフェリーを見送ることができました。

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与論のお宿は空港や港まで送迎をしてくれるところが多いのですが、フェリーでレンタカーごと運んじゃえば、現地ですぐ観光できちゃうのでチェックインの時間まで有効に観光することができます。

本部からレンタカーごとフェリーで与論に行くかどうかは以下のポイントが3つ以上合えば検討に値すると思います。

・与論に4泊以上
・荷物を持ち歩きたくない
・与論でも沖縄でもずっとレンタカーを借りるつもり
・沖縄北部を車で観光したい
・フェリーに乗っている時間は少しでも短くしたい



マリックスライン




次回からは与論の観光スポットを中心に滞在中の記録をまとめたいと思います。