中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

六甲ミーツ・アート芸術散歩2017へ 久しぶりの六甲の夜景も

現在開催されている「六甲ミーツ・アート芸術散歩2017」へ行ってきました。

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六甲のいくつかの施設に現代アート作品が展示されており、それを鑑賞しながら自然を体感することができるアートイベントです。

チケットには山上の4つの有料施設の入場料が含まれています。

チケットは「自然体感展望台六甲枝垂れ」「六甲山カンツリーハウス」「六甲高山植物園」「六甲オルゴールミュージアムの4つの施設に入場できるほか、会期中にこの4つのうちの1つに入場できるプラス1施設入場特典がついています。

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私は今回3つの施設しか観ることができなかったので、次回残りの1施設と他3施設のうち1施設だけ選んでもう一度入場することができるわけです。

当日中なら、同じ施設に再入場することはチケットを見せるだけで可能。

これはチケットの特典であるプラス1施設とは別。

つまり別日に再訪しない限り、プラス1施設入場特典は使わずに終わってしまいます。

もちろん、個別に料金を払えば、チケットがなくても入場できます。

チケットは当日券で1850円。

当日割引券というものがあり、1650円になります。

当日割引券は、ぴあ、イープラス、JTB、Pass Me!、神戸市総合インフォメーションで販売しているので、私は行く途中のセブンイレブンの端末で購入しました。

六甲ミーツ・アート芸術散歩2017


六甲道駅などからバスとケーブルカーを使ってアクセスすることもできますが、今回はドライブを楽しみながら車で行きました。

足腰に自信のある方なら各施設を歩いてまわることもできると思いますが、車で来場した人以外は、だいたいバスで各会場をまわっています。

このバスは1時間に3本ほどの発着があります。

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車で来場した人は、各会場の駐車場がフリーパスで使える1DAYパーキングチケットが500円なので、これで「六甲ガーデンテラス」「六甲山カンツリーハウス」「六甲山フィールド・アスレチック」「六甲高山植物園」「六甲オルゴールミュージアム」の駐車場に何度でも駐車可能です。

まずは六甲ガーデンテラスへ向かい、六甲ミーツ・アートのランドマーク的施設でもある「自然体感展望台六甲枝垂れ」

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今回のメインビジュアル作品である「あべちゃん、なんかついてるよ」が迎えてくれます。

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上の写真ではわかりにくいのですが、あべちゃんの足元にはミルククラウンのような水溜まりができていて、これはあべちゃんの涙たまりだそうです。

ビンカンで感じやすいために、いろんなことが心配で悲しくなってしまうから、いつも泣いていて涙の水溜まりができてしまうみたいです。

そういえば悲しそうな表情ですよね。

六甲枝垂れの内部は貝のような構造になっていて、内側に入ることができるドアも隠されています。

この六甲ガーデンテラスは六甲ミーツ・アートの拠点ともなっていて、インフォメーションやグッズ販売のショップ、六甲のお土産などを扱うお店が入っています。

チケットを引き換える時に周遊マップがもらえるのですが、できればマップ外に作品の写真を掲載してもらえるといいな~と思いました。

特に時間が足らないな~という状況になると、参考になる写真があれば滞在時間や順路の目安がつきやすいのになー。

あ、そうか。こういうことをアンケートに書くのか。

六甲ガーデンテラス見晴らしのテラスには空を見てたら涙が出ちゃいました。という屋外作品があり、作品の目から神戸の景色を観ることができます。

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夜になるとここはカップルで埋め尽くされますが、気配を消して夜景を撮りました(笑)

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見晴らしの塔からも神戸市街、六甲枝垂れが見渡せますよ。

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さて、ほかの施設については心に残った作品をピックアップして紹介したいと思います。

六甲山カンツリーハウスには6つの作品がありますが、とにかくいい意味でも悪い意味でも観客が叫んでいたのがKoiのRock'n Rollerという作品。

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観ていただいたほうが楽しいと思うので細かくは伝えませんが、1時間に2回パフォーマンスがあります。

芝生の斜面には漬物の袋らしきオブジェが。

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六甲山名物芝漬け

なるほど。

この六甲山カンツリーハウスという施設、作品がなくてももう一度来たいなと思いました。

BBQやアスレチック(六甲山フィールド・アスレチックは別料金)、釣り、スワンボートなどが楽しめて、子供を連れてきたら大喜びしそうな場所です。

次回、甥っ子たちが遊びに来たら連れていきたいな。

ここで長い時間を費やしてしまったので、六甲オルゴールミュージアムに到着した時には閉館20分前。

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もうオルゴールミュージアム自体は楽しむ時間がないので、展示作品だけをたどっていきます。

私が釘付けになったのは六甲美術館

湖面に映る六甲美術館の姿が静寂さを視覚から感じさせます。

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ここは施設の駐車場から受付を通らずにアクセスできるのでチケットがなくても鑑賞できます。

双眼鏡があるので池に浮かぶ施設の内部を覗くことができるようになっています。

六甲オルゴールミュージアムも六甲高山植物園も17:00までですが、10月20日から11月12日はナイトミュージアムとして作品自体は平日18:30まで土日祝は19:30まで鑑賞することができます。

夜間公開ではライトアップがあって、ライトアップされた作品と紅葉のコラボも楽しみですね。

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この日はまだ夜間の公開をしていなかったので、六甲高山植物園は行けずじまい。

六甲枝垂れの夜間ライトアップが17:00から始まりますが、周囲が暗くなってくる18時すぎがいいよと受付の方が教えてくれたので、それまでの時間で六甲ケーブル山上駅周辺の作品を見に行くことに。

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レトロなケーブル駅は外国の鉄道駅のようです。

ここにはTENRAN CAFEとスペースホワイトカフェという2つのカフェがあります。

TENRAN CAFEのテラスからは神戸市街がのぞめます。

というか天覧台という見晴らし台の一部がカフェのテラスになっている感じですね。

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いただいたのは、ミンチカツコロッケセット1000円。

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コロッケがサクサクで美味しかったですよ。

TENRAN CAFEの中にも映像作品があります。

スペースホワイトカフェのほうにも行ってみましたよ。

六甲山カンツリーハウスの未来郵便局を手掛けている開発好明さんが監修する真っ白なカフェです。

壁や天井は発泡スチロールでできています。

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メニューは少ないのですが、白をテーマにしたミルクや甘酒、特製ホワイトカレーなどがあります。

注文をしなくても入場することは可能ですが、席に座るには注文が条件です。


六甲枝垂れに戻るとライトアップや夜景を見る人で賑わっていました。

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夜は全然違う雰囲気。

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見晴らしの塔では音に合わせてライトの色が変わる夜間の作品があります。

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音を自分で操作して照明を変えられる体感型アートです。

20:30が最終入場だそうです。

六甲高山植物園がこぼれちゃったので、次回はナイトミュージアム開催期間に再訪したいと思っています。