中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

11月の金土日祝は北加賀屋のオープンストレージMASKへ

2014年から毎年公開されている北加賀屋MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)

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1年に1カ月の期間限定で、金土日と祝日のみ一般に公開されている芸術作品の保管倉庫です。

場所はこちら
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今年は11月3日から26日までの金土日祝に金氏徹平さんを中心とするアーティストの展覧会という形で公開されています。

この倉庫にはヤノベケンジさんの作品も保管されていて、いくつかの作品を見ることができます。

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確か一昨年はこんな感じで立ち上がって動いていたフローラという作品が

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今年はこんな感じでおねんねしてたりと、倉庫だからこそ見られる作品の状態も一見の価値ありです。


メインアーティストである金氏徹平さんの作品は、さまざまな既製品に石膏樹脂などがトロリとかけられ、公園の遊具のように並びます。

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「White Discharge(公園)」という作品名のとおり、メリーゴーランドや白鳥時計などが白の世界に飲み込まれていくかのような作品群。

まさに今回のイベントの「クリスピーな倉庫/クリーミーな部屋」というタイトルがしっくりきます。

以前拝見している作品もありました。

やなぎみわさんのステージトレーラー「花鳥虹」は今年は時間的なものかもしれませんが、内部を見ることはできませんでした

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前に見たときはこんな感じ。

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作品の裏側や解体した状態を見ることができる導線も確保されています。

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一昨年に比べると人が少なくてゆっくり見ることができました。

今後は11月18日(土)にアーティストとミュージシャンがコラボした「おもフェスーFESTIVAL OMOIDEー」というフェスが企画されていたり、11月25日には映画監督の山下敦弘さんなどを招いてのトークショーも開催されるようです。

11月12日(日)には「すみのえアート・ビート」という大きなラバーダックを見ることができるイベントもありますよ。

こちらは一昨年に撮った写真です。

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特に洗練された街並みでもない北加賀屋ですが、「アートなまち」を謳う活動が徐々に形になってきている印象です。

年々訪れるたびにストリートアートの数も増え、今年千鳥文化というギャラリー、カフェ、バーがある複合コミュニティスペースがオープンしたことで、さらに魅力的な場所が増えました。

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文化住宅をリノベーションした建物は元の喫茶店の外観をそのまま残しながら吹き抜けの開放的なエントランスを持つなど、かなり面白い建築物になっています。

お話によると普通に新築を建てたほうが安くあがるほどのリノベーション費用がかかっているのだそうです。

こちらの千鳥文化でも金氏氏の作品を鑑賞することができます。

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作品は主に2階にありますが、こちらもMASKと同様に金土日祝しか入場できません。

カフェは平日でも定休日の火曜・水曜を除いて営業しています。

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バーはカフェの営業は金曜と土曜のみ。

期間中、作品の鑑賞は無料なので、もう一度ぐらい北加賀屋を散策しながら行ってみたいと思います。

北加賀屋散策にはMASKや千鳥文化でもらえるこちらのMAPが役立ちますよ↓

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詳細はこちら

OPEN STORAGE 2017
-見せる収蔵庫-
2017年11月3日~11月26日 金土日祝日のみオープン
12:00~18:00(イベント開催などで変動あり)
入場料無料