ジャンボフェリーで瀬戸内国際芸術祭開催中の小豆島へ 1日目
寒くなってきましたね~。
先日秋の深まる小豆島へ、瀬戸内国際芸術祭を目的に行ってまいりました。
一人旅が多い私ですが、今回は女友達と二人で小豆島へ行くことになり、準備の段階から、いつもとはちょっと違ったワクワク感がありました。
いくつになっても、気の合う女友達との旅行は、はしゃぎたい気持ちになります。
片道はフェリー、もう片道は高松から高速バスを使うチケットを使うことにしました。
なんとペアチケット(二人分)で料金は7600円!一人3800円!往復の料金ですよ!安い!
このチケットは、小豆島行きだけでなく高松港行きのフェリーも使えるので、高松周辺の観光にも、高松を起点に他の瀬戸内の島へ移動する場合にも使えます。
こちらのチケットの販売はフットバスが行っています。
電話予約後、当日フェリー乗り場、またはバスの販売窓口でチケットを購入します。
詳しくはこちら
神戸港の待合フロアは広々していて快適でした。
いよいよフェリーに乗船します。
神戸港をあとにして、3時間15分の船旅です。
この日はあいにくの雨で展望デッキへは出られませんでしたが、晴れていれば展望デッキでヤノベケンジの作品を観ることもできます。
また明石海峡大橋の真下を通る際には、展望デッキから迫力満点の構図で橋くぐりを楽しめますよ。
この日は展望デッキ閉鎖のため3Fのデッキから見ましたが、展望デッキから見たかったな~。
船内は、女性専用客室やチャイルドルームのほか、女性専用シャワー室などもあり、座席には全席電源コンセントが配備されています。
座敷もあるので、ゆったり横になってすごすこともできます。
毛布などの備品はないので、自分で寝袋を持ち込んでいる人もいましたよ。
離島へのフェリーとしては、かなり設備が充実してると思います。
日が暮れた頃、小豆島の坂手港へ到着。
瀬戸内国際芸術祭は春の会期に続いて2回目ですが小豆島は初めて。
小豆島でまず1つ目の作品です。
近くの美井戸神社にビートたけしとヤノベケンジの共作、アンガーフロムザボトムという作品があるのですが、会期中でライトアップされているかと期待して向かったものの、ライトアップどころか周辺も真っ暗で、写真におさめることもできませんでした。
この日はレンタカーを借りて、そのまま宿泊先に向かいます。
この日のお宿は1Fにおしゃれなカフェ&ダイニングを持つ「OASIS -オアシス-」さん
カフェの横にある普通の民家の玄関みたいな扉が宿の入口になっていて、2Fが宿泊施設になっています。
スタンダードな朝食がついて1人5300円から。素泊まりなら4500円から宿泊できます。
お部屋には冷蔵庫もありました。
1Fのカフェはとっても人気で、会期中の週末には夜になると満席状態が続くことが多いようですよ。
営業時間:11:30~21:00
この写真は朝撮らせてもらったのですが、夜はやっぱり満席だったので、周辺のお店を探すことに。
でも、この日は雨だったうえに、小豆島の夜は早い・・・。
まだ8時すぎだったのに、開いてるお店が見つからない。
歩き回ったすえ、天ぷら屋さんを発見しました。
揚げたての天ぷらを食べさせてくれる「幸宝」さん。
瀬戸芸ラベルのドライをいただきながら、小豆島の名産品であるオリーブや長命草の天ぷら、新鮮なきすの天ぷらに舌鼓。
時間が閉店1時間前だったからか、単品で注文することはできないようで、決まったコースのみの提供でしたが、好き嫌いがない私はペロッといただけました。
そうそう、長命草ってなに?って思った方に、お店の方から聞いた話を。
長命草はここ最近小豆島で栽培が始まった植物だそうで、ジュースや加工品にされることが多いのですが、こちらのお店では天ぷらで提供しているそうです。
私がいただいた印象は、後味に少しミツバのような風味がありますが、食べにくいクセはまったくなかったです。
抗酸化作用が高いと言われるオリーブ以上の抗酸化作用が期待できる野菜だそうで、長命草の株を花瓶に生けておいても、10日以上水が汚れないままなんだそうですよ。
お土産屋さんにドレッシングやお茶なども売っていますが、天ぷらでサクサクいただきたい方は、ぜひ幸宝さんへ。
「幸宝」
定休日:月曜日
営業時間:12:00~21:00
|お店、施設の情報
翌日は朝から作品をめぐりましたが、それはまた次のお話で。