中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

広橋梅林と天川村へドライブ (天川村編)

大阪からだと、一般道を使っておよそ2時間ちょっとのドライブで到着する洞川温泉

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洞川と書いて「どろがわ」と読みます。

そんなに大きな温泉街ではないのですが、ここは夜の風景が美しいことで知られています。


今回は宿泊しなかったので、夜の写真が撮れなくて残念。

でも昼間もいいですよ。

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これみよがしの温泉街でもなく、そこそこの感じが私は好き。

景色はそこそこではなく満点ですよね。

雪を被っているのが大峯山

今なお女人禁制の稀有な世界遺産です。

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以前来た時に気になっていた陀羅尼助を買いに「西浦清六本舗」

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可愛いおばあちゃまと優しい息子さんが迎えてくださいました。

冬場は観光客も少ないので、奥の間でゆっくりと葛湯と金平糖をいただきながら、お話させていただきました。

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奥の間からの景色も格別です。

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さて、本題の「陀羅尼助」ですが、この地では大変ポピュラーな常備薬です。

生薬のみで作られた胃腸薬なんだそうで、大峯山山中で修行をしていた役行者に流行した疫病を機に発祥したものだそうです。

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こんな感じの小さな粒のお薬を、大人だと1回15粒。

胃腸の不調や便秘、軟便にも効くというところからいくと、正露丸みたいな感じかなと思いますが、あれほどの匂いや苦みはありませんでした。

とはいっても、生薬独特の苦みは感じますよ、多少。

前回訪れた時にも「陀羅尼助」は気になっていたのですが、友人がお酒を飲む前に二日酔い予防にこれを飲んでいたので、ちょっと分けてもらったところ調子が良かったため興味を持ちました。

このお店のおばあちゃまも「うちのお父さんもお酒を飲むときには飲んでましたよ」とおっしゃってました。

地元では昔から知られた用法なんですね。

写真の携帯ケースは1回分の粒が自動でセットされる便利モノです。1個100円で買えるので、一緒に購入されるのをオススメします。

「また夏に来ますね~」とおばあちゃまに別れを告げて、温泉街から橋を渡った場所にある龍泉寺へ。

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まだ雪が残ってるのわかりますか?

道路は全然問題ないのですが、路肩や林道には、まだ雪が残っています。

ここから絶景の吊り橋「かりがね橋」へ向かう遊歩道があるのですが、雪が残ってたらしんどいな~と思って、さっさと退散。

↓この吊り橋です。

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雪が残った本堂を見ると、雪の季節も綺麗だろうな~と想像できます。

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トンネルができてからは冬に訪れる観光客も増えたそうです。

日帰りなので、あと1か所だけ行って帰路につくことにします。

前回行ってなかった「天河大辨財天社(天河神社)」へ。

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ここは芸能の神が祀られているため、芸能人の参拝も多い神社ですが、「来るべきときが来なければたどり着けない場所」と言われているそうです。

来るべきときがきて訪れた人には大きなパワーをもたらすということで、パワースポットとしても有名なんだとか。

私の場合は、さっき行った「西浦清六本舗」の御主人に教えてもらったので、来るべきときだったかは不明ですが、拝殿の厳かさには背筋が伸びました。

天川村には、ほかにも名水百選に選ばれた「ごろごろ水の採水場」「面不動鍾乳洞」「五代松鍾乳洞」など見どころがたくさんあります。

夏は川遊びも楽しいですね。

また夏に来るのを楽しみに、今日はこのへんで。