中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

鹿児島の与論島に行ったので映画「めがね」のロケ地を巡ってみた(前編)

ゴールデンウィークが始まる直前に沖縄本島と鹿児島の与論島へ旅してきました。

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沖縄本島与論島を観光した様子は徐々にまとめていきたいと思っていますが、与論島に行くキッカケのひとつとなった映画「めがね」のロケ地をいくつか巡ってきましたのでそれだけを先に記録してみました。

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「めがね」小林聡美さん演じる主人公が都会からやってきて、人にも時間にも仕事にも、そして自分にも管理されない時間を取り戻していくなかで、人とのつながりや毎日の習慣に心地よさや大切な感情を見つけていくといった島ムービー。展開が少なく、全体的にのっぺりした映画なので、好き嫌いは分かれると思います。

ちなみに写真のチラシは最終日の那覇で立ち寄った「tituti」というセレクトショップのスタッフさんにいただいたものです。

スタッフさんが家の整理をしていて見つけ、たまたまお店に持ってきていたタイミングで、私が与論で「めがね」ロケ地を巡ってきたという話をしたため、さっそくいただけたという縁ある品なのです。

こういうキーワードがつながることって、旅をしていると意外と多いです。

本当にありがたいし、旅を楽しくするパーツのひとつでもあります。



さて、まずは空港にもたいまさこ演じるさくらさんが降り立つシーン

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ここはわかりやすいです。建物もほぼそのままです。

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実は観光協会に行くと「映画めがねのロケ地マップ」なるものがあり、映画のシーンとロケ地の位置が説明されています。

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すべてをまわったわけではないのですが、映画と同じ場所を見つけるたびに本物の色を見られた喜びがこみあげてきました。


たとえば映画のなかで何度も登場するこの食堂のシーン

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映画ではハマダという民宿の食堂として使われていましたが、実際にもヨロン島ビレッジというホテルのなかにある施設です。

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ただし食堂としては使われていません。ロケ地めぐりの観光客のために残してくださっているという感じでした。

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映画では小さな民宿という設定でしたが、実際には島でも大きいほうに類する宿泊施設です。

映画の中で表札のようなサイズの民宿の看板に触れるセリフがあります。

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この柱は残っていますが、さすがに看板はありませんでした。

でも、こちらではコージとして登場した犬に会うことができます。

コージは役名で、本名はケンちゃんというそうです。

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宿泊客なら一緒にお散歩できるようですが、2017年現在ケンちゃんは16歳という高齢なので、お散歩も涼しい時間を選んであげてくださいね。


もうひとつの宿泊施設として登場した「マリンパレス」も「星砂荘」という民宿として現存します。

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薬師丸ひろ子演じる宿のオーナーが、有機栽培の野菜を作っていた裏の畑もちゃんとありました。

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映画のなかでハマダの食堂とともに印象的なシーンとなるのが寺崎海岸です。

私の理解が足らないかもしれませんが、現地の看板に書かれた内容をまとめると

・映画撮影時にはここは寺崎海岸という認識だった

・のちに高名な霊能者があるお告げによって訪れた際「トゥマイという浜」で大きなパワーを得られる場所だと言った

・調べてみると、寺崎海岸と呼ばれる浜の右側半分は寺崎海岸だが、左側半分はトゥマイとかつて呼ばれた浜だと判明

なので、現地では寺崎海岸と一般には呼ばれています。トゥマイビーチで通じることも多いのですが、寺崎海岸と尋ねたほうが確実に通じます。

映画の中では主にメルシー体操をしてた場所です。

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実際の浜がこちら↓

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ほかにも、さくらさんの氷屋さんがあったのも、さくらさんが主人公の編んだ赤いマフラーをして浜を歩いてくるラストシーンなどもこちらで撮影されたものです。

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たぶんここかなという場所をカメラで切り取ってみました。

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ラストカットはたぶんこちら

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まだまだ映画「めがね」を追いかけたエピソードはあるのですが、とりあえず今日はこのへんで。