中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

沖縄県南城市の木工作家藤本健さんのアトリエとレストラン胃袋へ

ちょっとしたご縁があって、南城市在住の木工作藤本健さんのアトリエにお邪魔できることになりました。

沖縄の南城市は今まで行ったことがないエリア。

世界文化遺産斎場御嶽などは有名ですし、海カフェのはしりとして人気の浜辺の茶屋などは観光客に人気のスポットなので、旅の計画は何度も立てたものの、のびのびになっていました。

さて、今回南城市を訪れた一番の目的、藤本さんのアトリエとギャラリー「gallery k.」へ向かいます。場所は玉城幼稚園の斜向かいに位置します。

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東京や大阪に取り扱いのあるお店が何店舗かありますが、こちらでは藤本さんの世界にある器たちを眺めることができます。

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アトリエ、ギャラリー、住居、そしてレストラン胃袋という一連の佇まいのなかにある器たちは、背後のうっそうとした茂みと相まって、まるで森の生き物のように感じられるのです。

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藤本さんの作品には、精霊が宿る樹と言われるガジュマルの木を使ったものや、素材の割れなどもデザインに取り込んだものがあるので、ワイルドなだけでなく少しだけスピリチュアルな木の息遣いを感じるのかもしれません。

その藤本ワールドを形成する建築デザインは藤本さん自身がされたそうです。

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上の写真でガラス張りになっている建物が「料理 胃袋」です。

とても人気のあるレストランで1日3組限定なので、かなり予約が取りづらいんだそうです。

なので「gallery k.」も「胃袋」も両方訪れたい人は、胃袋が予約を開始する2ヶ月前に予約を確保してから藤本さんにギャラリーを訪れる連絡を入れるといいかもしれませんね。

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私も藤本さんの作品をいただいたあと、藤本さんに予約してもらっていた胃袋へ。

一人だったのでカウンターでしたが、夜のガラス越しの茂みと対峙できて森の中で食事をしているようです。

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ロケーションもさることながら、料理がどれも美味しい!

その日のコースしかないのですが、予約の際にアレルギーや嫌いなものは聞いてくれるそうですよ。

この日も香りの強いものが苦手なお客様がいらっしゃったそうで、デザートの石垣パインのシャーベットはその方に合わせてシンプルなものにしたとのことでした。

ワインを飲み始めたので、いつものようにだんだん写真撮るのが面倒になっていき、あまり写真が残ってないのですが、この「白身魚とあさりの島ニンニク風味」が今でも鮮明に思い出せるほど美味しかったです。

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毎回同じメニューがあるわけではないので、あまり参考にならないかもしれませんが、男性でも満足できるボリュームのコース内容だと思います。

藤本さんをはじめ、南城市を拠点とする作家さんたちの食器を使われているので、ここで食事をした翌日にその作家さんのギャラリーを訪れるというのも楽しみ方のひとつだと思います。

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店主の女性と少しだけお話させていただきましたが、気取らず飾らず、それでも品のある魅力的な方でした。

次回訪れるのが今から楽しみです。

2ヶ月前から予約を受け付けているそうですが、週末の予約は早い段階で埋まってしまうことが多いようです。

周辺の宿泊施設の方にうかがったところ、胃袋の予約を確保した段階で宿泊の予約を入れる方も少なくないそうで、旅の計画の中心になるほどのレストランということがうかがえるエピソードですよね。

gallery k.
沖縄県南城市玉城字屋嘉部123-1
電話:090-9781-3481

料理 胃袋
沖縄県南城市玉城屋嘉部123-1
電話:080 9100 5446
営業時間:18:00 - 22:30(L.O 22:00)
定休日:月曜・火曜