この世界のどこかにある南の海辺 与論島5日目
いよいよ与論島最終日
4月の後半に行った旅行記なのに、ぼちぼちしか更新できずに、今に至っております。
この日は宿泊しているイチョーキ・ヴィラの前にある与論港コースタルリゾートで日の出散歩。
ここは砂浜というより珊瑚や貝殻でできた浜辺という感じで裸足で歩くのは危険
でも貝殻は多いので、いろんな貝殻がみつかります
拾おうと思ったら、ヤドカリだったり
コースタルリゾートはグランドゴルフの芝生があったりして海辺の公園として整備している途中のようです
4泊をお世話になったイチョーキ・ヴィラをチェックアウトして、フェリーの出発時間まで百合ヶ浜で遊びます
3日目にも行ったのですが、実はこの日が大潮なので一番百合ヶ浜が大きく出現するのです
大潮の日が雨だったら困るので、3日目にまず行っておいたわけです
雨にはなりませんでしたが、朝9時の段階では少し曇り空
でもこの日の干潮時間は11:58なので晴れてくることを祈ります
この日お願いしたのは「トメクルーズ」というなかなか忘れられないショップ名のボート
こちらがオーナーの福留さん↑
もうおわかりでしょうが福留のトメでトメクルーズです(笑)
こちらはトメクルーズのほかに幸福丸という船もあるので、行きは幸福丸で百合ヶ浜に向かいます
3日目のショップは百合ヶ浜までの往復のみでしたが、トメクルーズでは百合ヶ浜に向かう前に海中公園と言われる大金久海岸の沖を少し遊覧してくれます
ウミガメが見えると船内に歓声が沸きます
停まってグラスボートの底から熱帯魚を見せてもらったりしたあと百合ヶ浜に上陸です
3日目と同じぐらいの砂洲が見えています
でもさすが大潮
もうひとつの砂洲が現れて、ひとつめの砂洲とどんどんつながっていきます
そしてどんどん砂紋が現れてきました
新たに現れた砂洲のほうへ初めて降り立つグループはできるだけ綺麗な砂紋に足跡をつけないように歩きます
空も少し明るくなってきたみたい
みんな思い思いに過ごしています
百合ヶ浜に行くときは、少なくとも膝下は海に入ってもいいようなスタイルがおすすめです
桟橋からボートに乗り込むわけではなく浜辺から乗り込むので、膝下はほぼ間違いなく濡れます
ボートが往復同じなら荷物をボートに置かせてもらうことができますが、ボートはずっと百合ヶ浜に待機しているわけではないので、持って降りられるだけの荷物にまとめるのがベスト
当日にフェリーや飛行機に乗る人は、ボートの船長さんに出発の便を伝えておくと出発便に間に合うように迎えに来てくれます
私は14:10のフェリーにレンタカーごと載せるので、1時間前には与論港に到着できるよう少し早めですが12時すぎに百合ヶ浜をあとにしました
旅客待合所に着くと、フェリーの到着と出発が1時間半ほど遅れるとの電話が入り、待合所にあった食堂で食事をすることに
与論での最後の食事は、与論名物でもある「もずくそば」
こちらは空港の近くにある「蒼い珊瑚礁」という食堂がやっているようです
もずくも乗っていますが、麺にもずくが練り込んであります
想像以上に美味しい!
このあと出発まで少しだけ港周辺をドライブして与論での最後の時間を楽しみました
この旅行記を「この世界のどこかにある南の海辺」としたのは、映画「めがね」の解説の一節からですが、この南の海辺は夢のように遠く感じられる美しさを持ちながら、まぎれもなく日本だと感じさせてくれる懐かしさを持ち合わせています。
かなり前から来たかったのに、なかなか実現しなかった南の海辺への旅。
今になって実現したのは、今の私にこの南の海辺が必要だったからかも。
与論を離れるときは、もうしばらく訪れることはできないだろうと思っていましたが、大阪へ戻ってからすぐに再訪できることになり、6月下旬にまた2日間だけ行くことになりました。
立て続けに縁があるのも導かれていると勝手に解釈(笑)
次回は与論の飲食店をまとめてみたいと思います。