中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

鹿児島弾丸ドライブ 指宿の知林ヶ島、新永吉の棚田ほか

ちょっとご無沙汰してた間に、鹿児島から奄美群島沖永良部島、4月に行ったばかりの与論島、沖縄、そして福岡と旅してきました。

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更新が遅れていたので、すっかり奄美群島の梅雨はあけたようですが、私が旅行した時は、例年より遅れて梅雨が本格化していたときでした。

鹿児島入りした日も、曇り時々雨といった天気。

正直言って、梅雨の動きを見誤りました。

あまり写真は撮れなかったけど、今回は人に助けられて、良い実を結ぶ旅になりました。

その話は追々・・・


まずは鹿児島空港に到着。

レンタカーを借りて、指宿方面に向かいます。

途中、マリンピア喜入という施設へ

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ここは道の駅と温泉施設が一緒になっているような施設で、鹿児島の名産品や野菜なども購入できるようでした。

食堂もありました。

隣の建物には温水プールもあるみたいですよ。

そしてなんといってもJX喜入石油基地が間近に見える場所なのです。

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実際には、東京ドームの40倍の敷地に石油タンクが並んでいて、かなり迫力があります。

指宿スカイラインの展望台からだと石油基地がこんな感じで見えます。

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道の駅 喜入 (マリンピア喜入)
鹿児島市喜入町6094-1
電話:099-345-1117
営業時間:10:00~21:00


次は縁結びの島と呼ばれる知林ヶ島を上から眺められる魚見岳

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知林ヶ島が縁結びの島と呼ばれるのは、本土と島が3月~10月の大潮と中潮の干潮時にだけ砂洲でつながるから。

魚見岳からは、知林ヶ島はもちろん指宿市街が一望できます。

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知林ヶ島に続く砂洲「ちりりんロード」もそろそろつながりそうです。

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魚見岳には駐車場やトイレもありました。

駐車場前のトイレ横にある階段をあがっても行けますが、坂道を少し登った先にある遊歩道からのほうが展望台への道が歩きやすいかも。

魚見岳
鹿児島県指宿市東方

ここまでの道は自然に囲まれているので、私は往きにタヌキを帰りにキツネを見ました。

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草むらに隠れていますが白いフカフカの尻尾がわかりますか?


せっかくなので知林ヶ島へも渡ってみます。

この日の干潮時間は15:26

砂洲が出現する時間は12:30~18:15

ただし、帰りは歩く時間も考えて17:00には島を出るようにということなので、実質4時間半といったところでしょうか。

もちろんちりりんロードが出現する時間は日によって違いますし、気象条件によって予測通り出現しない場合もあるそうです。

平成29年の砂洲がつながる時間はこちらで確認してください。

駐車場から砂洲を歩いて島までは20分程度です。

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島には観光ガイドの方がいらして、知林ヶ島について簡単に説明してくださいます。

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100円で渡島証明書を発行してくれますよ。

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展望台は2か所あり、島をぐるっとまわると1時間半ほどらしいのですが、天気も悪くなってきていたので、今回は行きませんでした。

展望台にはチリンズベルという鐘が設置されていて、縁結びの島らしく大切な人と鐘を鳴らすと幸せになれるそうですよ。

もうひとつ縁結びの島らしいのが目八葵貝の貝殻。

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生きていた時のペアではないのでピタリと合うことはないのですが、2個合わせるとハート♡の形に見えますよね。

実はこの目八葵という貝は1000年以上前に絶滅している貝なんだそうです。

それが、この島の周辺にだけ見つかるのだとか。

なんだか不思議ですね。

ハートのモニュメントはこの目八葵をモチーフにしています。

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砂洲を歩くうえ、島の浜はけっこう岩がゴロゴロあって歩きにくいので、歩きやすい靴や服で行くのをおすすめします。

知林ヶ島無人島なので、砂洲が消えて本土に戻れなくなると大変です。

そのために島の入口には、この時間までには島を出てくださいという看板が立っています。

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鹿児島県指宿市西方


次に向かったのは、池田湖にある新永吉の棚田

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あいにくの天気でしたが、開聞岳が美しく池田湖に映っていました。

日本の棚田百選のひとつです。

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ここはNHK大河ドラマ篤姫」のロケ地としても知られるようになったそうです。

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新永吉の棚田は県道247号線から徒歩で林道をくだっていきますが、道は細く駐車場もないため、県道沿いにあるやすらぎ公園に停めて歩くことになります(ちょっと距離がありますが)。

林道の入口の道路脇に1台ぐらいなら車を停められるスペースがありますが、おそらく農業用の車両駐車スペースではないかと思ったので、やすらぎ公園に戻って歩くことにしました。

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やすらぎ公園からも開聞岳が見えます。

この公園、すでに閉店しているらしき喫茶店や、整備された休憩スペースがあり、展望は素晴らしいのですが放置された感があるのがちょっと残念です。

でも、私が駐車したときも戻ってきたときも誰とも会わなかったので、ある意味必然なのかもしれませんね。

やすらぎ公園から県道を下っていくと林道に入る入口にこんな立札が

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林道の脇に紫陽花が咲いていました。

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およそ10分ほど歩くと棚田に到着します。

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やすらぎ公園もそうですが、ここも蚊が多いので、虫よけ対策は必須。

私はそれを怠って20か所以上刺されてました

でも湖のほとりに広がる棚田は初めて見たので、来てよかった。

このエリアに来ると、毎回開聞岳の美しさに心癒されながらも引き締まる思いがします。

そういえば、鹿児島の人は桜島は男、開聞岳は女と言いますよね。

まさに私の印象もその通りで、桜島は力強いイメージ、開聞岳は凛とした母を見ている気がするのです。

開聞岳は薩摩富士の別名を持ちますが、形は似ているものの富士山の表情豊かな美しさとは全く違い、常に微笑みをたたえている控えめな姿に見えます。

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↑は海越しに見た開聞岳です。

池田湖周辺にはほかにも見どころが点在しているのですが、今回はこのエリアに少し所用があったため、観光はここまで。

新永吉の棚田
鹿児島県指宿市池田
詳細な場所はこちら


用事を済ませ、鹿児島市内で友人と待ち合わせしていたので指宿スカイラインを通って市内に向かいます。

天気が悪くて残念ですが、この有料道路には何ヶ所か展望所があり、どこも眺望が素晴らしいです。

特に紫陽花の時期には錦江台展望公園スカイぱれっとがおすすめ。

駐車場から展望台へ行く途中に赤い吊り橋があるのですが、そこから下を見下ろすと、まるで紫陽花の谷!

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鳥の声を聴きながら吊り橋を渡って紫陽花の谷を鑑賞します。

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私はたまたま立ち寄ったけど、地元では有名なスポットなんでしょうか?

平日だったからか展望台や駐車場も含めて、ほかに人がいなかったので、またもや蚊に刺されながら、しばらく吊り橋にたたずんでしまいました。

吊り橋の先には展望台があります。

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また雨が降り始め、空もますます暗くなってきたのですが、展望台からは桜島が見えました。

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晴れた時にまたドライブしたいな。

錦江台展望公園スカイぱれっと
鹿児島県南九州市川辺町野崎8293
地図はこちら


この日は友人と合流して、鹿児島らしいメニューをいくつかいただきました。

大好きなきびなごのお刺身とかね。

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翌日は沖永良部島へ向かいます。

次回からは初めての沖永良部島についてまとめていこうと思います。