花散歩 「奈良ドライブ備忘録」編
ソメイヨシノが終わる頃、日帰りでも行ける奈良に何泊かして、ひとりドライブを楽しみました。
山間に入ると、まだ桜が残っていたり、ソメイヨシノより遅く咲く枝垂れ桜などが畦道に咲いていたりと美しい光景を楽しむことができました。
来年以降のために、備忘録として残しておきたいと思います。
撮影日の記録を添えますが、1週間ほど前のものもあり、前のブログより日にちが遡るものもあります。
今年は桜の開花が早かったので、考えていた桜巡りはことごとく間に合わなかったのですが、奈良は長く桜が楽しめるのですね。
各所で枝垂れ桜、例年より早いシャクナゲなどを楽しむことができました。
まずは、吉野郡川上村にある あきつの小野公園
撮影日は4月8日。
この奥に蜻蛉の滝という滝があるのですが、今回は桜を見ただけで終わり。
見事な枝垂れ桜が駐車場から公園に入る空間を囲っています。
駐車場も大きく、川遊びもできるので、昼間は地元の家族連れが多いみたいです。
あきつの小野公園
奈良県吉野郡川上村西河
場所はこちら
次は同じ川上村にある 徳蔵寺
庚申をおまつりしていて、堂内に猿を模した人形がたくさん吊るされています。
4月8日時点で枝垂れ桜が1本見事に咲き誇っていました。
桜の前にちょっとした休憩スペースが設けられています。
ただし、駐車場がありません。
実際には2台ほど置けるスペースが前にあるようですが、道が細いため寺の前まで車で行くのはおすすめしません。
橋を渡ってあきつの小野スポーツ公園に車を停めて歩くか、近隣のお店で買い物をしてお店の人にお願いして短時間置かせてもらうかといった感じでしょうか。
奈良県吉野郡川上村大字西河649
場所はこちら
あとはメモ程度に。
千年桜で有名な佛隆寺から、前に紹介している石楠花の室生寺へと結ばれている室生古道の桜です。
ここは車両通行止めの表示はないものの、通り抜けができず駐車スペースもありません。
ハイキングを楽しむ方のためのポイントという感じです。
私は通り抜けができると思って車で進んでしまい、思いがけず見つけた桜でした。
4月12日の撮影です。
もう葉桜になってしまっていますが、大阪のソメイヨシノが2週前に満開を迎えていたことを思うと、1週間遅れぐらいで楽しむことができる桜ですね。
この時点で手前の佛隆寺の桜は完全に散ってしまっていました。
最後はちょっと変わった桜をご紹介します。
地元の方もこれが桜だとは知らなかったほど、地味で渋い感じの桜です。
真っ白な筒のような花が清楚で、なによりとにかく大きくて目立ちます。
珍しい桜だということもあり、地元の有志が伐木寸前だったところを関係者を説き伏せて残した木なんだそうです。
場所はこのあたりです。
撮影日は4月13日。
次回はこの花散歩の拠点ともなった鎌倉山農園というお宿について記録しておきたいと思います。