中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

こんな場所があったなんて…室生山上芸術の森


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私は室生寺を訪れて、たまたま駐車場から見える看板で知ったのですが、たぶん情報誌などでは何度も紹介されている観光地なのでしょうね。

室生寺からは1Kmほど登った場所にあり、ダニ・カラヴァンという彫刻家による作品が広大な公園のなかに設置されています。

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それはまさに周囲の緑や池などを含んだ風景ごとの芸術作品。

もともとは地滑りを防ぐための公共工事で整備されることになっていた土地に、どうせなら芸術作品を設置して未来に伝える文化遺産として公園を維持していこうと造られたそうです。

私が訪れたのは平日だったからか、後半の10分程を除いては広大な土地に私きりでした。

天気の良い昼下がり、芸術作品に腰かけて飲むお茶は最高でした。ペットボトルでしたけど(笑)

こちらはゴミさえ持ち帰れば、お弁当などの飲食OKです。

風の音と鳥やカエルの声しかしない。

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芸術作品ももちろん素晴らしいんだけど、この静寂な空気はかなり感動しました。

室生山上公園芸術の森には南入口と北入口があり、どちらにも駐車場がありエントランスがあります。

つまり、どちらからも鑑賞が可能です。

私は北から入場しました。

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園内にはインスタ映えしそうな作品が多くあります。

これは螺旋の水路という作品。

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その隣にある天文の塔は太陽信仰で太陽の道とされている線上に立っています。

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天文の塔は外側を昇ることもできます。

内側には太陽の光が線上に差し込むようになっていて、この角度によって時間がわかるようになっています。

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もう少し進むと棚田があります。

この時期はまだ水も入っていませんでした。

今月末ぐらいには水が入る予定だそうですが、田植えなど、実際の稲作は現在行われてないそうです。

次に現れるのは円形のステージになっているステージの島。

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湖の上にこのステージの島、ピラミッドの島、鳥の島が浮かびます。

観覧席の上に目をやると、タケノコが生えてる!

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人工物と自然の造形の両方ともが芸術のように感じてしまいます。

この状況でなら、たぶんまる1日過ごせます。

でも、この日はそもそも室生山上公園芸術の森に来る予定はなかったので、とても迷いましたが移動することにしました。

でも、絶対にまた来ます!

桜の木もたくさんあったので、来年の桜の頃でもいいし、紅葉の頃も綺麗でしょうね。

でも、とにかくこの静けさと過ごしやすい空気を味わいたいので、人の少なそうな時期を狙って来ようかな。

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奈良県宇陀市室生区室生181
電話:0745-93-4730
開園時間:4月~10月 10:00~17:00
3月・11月・12月 10:00~16:00
休園日:火曜日、12月29日~2月末日まで
観覧料:大人400円、高校生200円(中学生以下無料)