大地の芸術祭 越後妻有里山現代美術館キナーレ編
ちなみに明石の湯という銭湯も同じ敷地内にあります。
仮眠室もあるので、アート巡りの途中に少しお昼寝したいなんて人にも助かります。
さて、入口でパスポートを見せたら、さっそく作品巡り。
完成したばかりのレアンドロ・エルリッヒの空の池。
施設中央の吹き抜け部分にある池を使った作品なのですが、これは見る位置を定めないと「なんのこっちゃ」という作品です。
逆に「ここ!」という場所が見つかると写真を撮らずにはいられないのですが、乏しい私の撮影スキルが災いして、空と水面の両方をいい感じに撮ることはできませんでした。
公式HPの写真をお借りするとこんな感じ ↓
どっから撮ろうかウロウロしていた私を見かねて、この施設で働く方がいいポイントを教えてくれたので、下手な写真しか撮れなかったものの、一番の大きな作品を見逃さずに済んだのでした。
この狗鷲庵という鷲の作品の上、2階部分から見ると作品の正面になります。
角からも立体的に見えると思うのですが、作品から作品に目移りして撮影するのを忘れました。
すべての作品は紹介しきれないので、私の印象に残ったものだけを厳選して記録しておきます。
一番思い出に残っているのが、地元の中学生か高校生がボランティアで案内してくれた「伸び家」と、そのなかにある「builds crowd 街の記憶」という作品。
こんな外観の黒い家が、手動で上下します。
そしてこれを動かしているのが、地元の中高生ボランティア。
この日は早めの時間は施設スタッフの方が定時に動かしていて、お昼過ぎぐらいから中高生ボランティアと交代。
この家の中、すっごく暑いんですわ。
家を上下させることで、街の建物を模したライトが点灯消灯するので、このボランティアの皆さんが汗をかきながら動かしてくれます。
あとは羊毛の繭のような作品のなかで美容室が営業している「羊の美容室」
レアンドロ・エルリッヒのもう一つの作品「トンネル」
などなど・・・
だいたい鑑賞したなという頃に越後しなのがわバルへ空腹を満たしに向かうと、ちょうど「ザおこめショー」が始まる時間でした。
せっかくなので、この地域のお米を勉強させてもらうことに。
各地のお米を比較して試食でき、最後は気に入ったお米のおにぎり2個と丁寧に作ったお弁当をいただくことができます。
あ、お味噌汁も本当においしくて、参加者みんな絶賛してました。
ザおこめショーの料金は2000円。
講義は15分ほどだったでしょうか。
おなかが減っていても飽きずに聞いていられるます。
他にも見ごたえのある作品がたくさんあるので、キナーレ滞在時間は少なくとも1時間ぐらいはあったほうがいいと思います。
私は「ザおこめショー」を楽しんだこともあって、2時間ほど滞在していました。
越後しなのがわバルの横には売店もあり、お土産にぴったりなものも売られています。
1Fにある作品のひとつ「越後妻有コラボ甘味屋台」では地元の保存料、」化学調味料なしのやさしい地元のお菓子を買うこともできます。
電話:025-761-7767
休館日:水曜日・年末年始
開館時間:10:00~17:00(大地の芸術祭の期間中は9:00~19:00)
入館料:通常一般800円、大地の芸術祭期間中1500円
(パスポート提示で何度でも入館できます)
次回は、まつだい農舞台を中心に書いていきたいと思います。