中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

大地の芸術祭 まつだい農舞台編

越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭のまとめもいよいよ最後。

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正直、10分の1ぐらいしかまわれてないと思います。

9月に2泊の予定で再訪するので、それであとどのぐらいまわれるかな。

大地の芸術祭は9月17日(月)まで。

最後に訪れたのは、松代エリア

北越急行ほくほく線まつだい駅のそばにある「まつだい農舞台」がこのエリアの中心的な会場。


ここの2Fにはオーストラリアの先住民族アボリジニの民族楽器ディジュリドゥの展示がされています。

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今回は「Yidaki: Dijiridou and Australian Sound」の日本巡回展。

Yidaki(イダキ)とはディジュリドゥのこと。

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9月8日にはイダキの象徴的存在でもあるジャルー氏と、そのジャルー氏のもとでイダキとアボリジニの世界観を学んだ日本のディジュリドゥ第一人者GOMA氏のライブが行われます。

チケットはこちら

私が再訪する日程とも合うので、ぜひライブを楽しんできたいと思っています。

こちらの展示では、会場に流れるディジュリドゥの音色に合わせて、ボードが振動して、ディジュリドゥをリアルに体感することができます。

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展示は、もともと1本の樹であったディジュリドゥが、再び森を構成しているかのような空間をつくりだしています。


ほかにも窓の向こうの景色とのコントラストが面白い「黒板の教室」

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大地の芸術祭期間中は毎日里山ビュッフェが楽しめる「越後まつだい里山食堂」

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屋外の作品も豊富で、テキストとその背景の棚田に、農作業をする人々の姿の彫刻を配置し作品「棚田」

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草間彌生さんの作品「花咲ける妻有」

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蟻の気分が味わえそうな遊具型アート「スキマをすすむ」

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などなど、まつだい農舞台の作品は数多いのですが、ここまで来たら是非行っておきたかった金氏徹平さんの作品「SF Summer Fiction」

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まつだい農舞台から車だと5分ほどの場所にある十日町市役所の松代支所の敷地内にある倉庫が会場です。

雪深い妻有の除雪車をつかって「まだ見ぬ世界の想像の発生装置」に見立てるという大型作品です。

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会場に入るところからタイムトンネルを抜けるような感覚に陥り、会場の照明や除雪車の存在感に現実から離れた世界を感じます。

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倉庫内は暑いので長居はできませんでしたが、印象に残った作品のひとつです。

ほかにもここから近い松代商店街にも作品が点在しているのですが、移動しなくてはいけない時間が迫っていたので、日没を待たずに越後妻有をあとにしました。

電話:025-595-6180
営業時間:芸術祭会期中9:00~18:30/通常10:00~17:00
定休日:芸術祭期間中は無休/通常水曜休

次回は越後妻有の大地の芸術祭以外の観光スポットを少しだけご紹介しようと思います。