大地の芸術祭ラストスパート 越後妻有は秋の気配 越後松之山森の学校キョロロ編
9月17日が最終日だったので、9月6~9日に再度訪れました。
3年に1度の芸術祭はすでに20年続いていて、すでに会期は終了していますが、おそらく次回も公開されるだろう作品も含まれますので、遅ればせながら記録しておきたいと思います。
大地の芸術祭は6つのエリアから構成されていますが、まずは宿泊した施設がある松之山エリアの作品から。
施設名をクリックするとグーグルマップに飛びます。
このエリアの主要施設となっている「森の学校キョロロ」
ここは美しいブナ林で知られる「美人林」が隣にある、自然豊かな立地にあります。
ある意味、どの作品よりも迫力がある、水鏡に映る美しいブナ林。
森の学校キョロロには、この自然に囲まれた環境ならではの体験プログラムもあり、里山の生活と森に住む動物や昆虫の生態を知ることができる研修施設となっています。
個性的な動物たちが点々と。
蝶の標本は、まるで色鮮やかな宝石かお菓子のような美しさ。
大きなきのこの彫刻を通り抜けると、階段が伸びていますが、この階段から見下ろすと湧き水の通過点となるインスタレーションが。
暗くて上手に写真を撮ることができませんでしたが、湧き水がサウンドオブジェのさまざまな場所にあたって、鉄琴のような美しい音を生んでいます。
外側から見たとき煙突のように高い部分がわかるかと思いますが、ここの内部がこの階段になっていて
とにかく上へ上へと昇るとこんな景色が。
この日は天候が悪かったので、どんよりしていますが、晴れていればとても美しい展望だと思います。
ほかにも里山の水の流れを俯瞰で見ることができる模型やカブトムシと触れ合える部屋など、大人も子供も楽しめる施設でした。
越後松之山「森の学校」キョロロ
開館時間:9:00~17:00
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日休館)、祝日の翌平日、12月26日~31日
入館料:大人500円、小中高生300円