大地の芸術祭ラストスパート 越後妻有は秋の気配 十日町エリア編
9月17日で会期は終了しましたが、前回までに引き続き、9月6~9日に2度目の芸術祭巡りをしたときの記録をまとめます。
大地の芸術祭は3年に1度行われていて、おそらく次回も公開されるだろう作品や展示が続いている作品もありますので、そういった情報も付け加えながら書き留めていきます。
施設名をクリックするとグーグルマップに飛びます。
前回も訪れたキナーレに関しては、前回の記事「大地の芸術祭 越後妻有里山現代美術館キナーレ編」が詳しいです。
まずはキナーレで前回紹介しなかった作品を少々。
1階の作品は中央の空の池以外は特別企画展の作品が多いので、残念ながら次回お会いできる可能性は少ないかと思います。
まずは前回外側だけを紹介した「狗鷲庵」
内側は将棋盤を中心としたこんな空間になっています。
「asobiba/mimamoriba」は今回も子供たちが遊ぶ姿が絶えません。
以前六甲ミーツ・アートに行ったときに、スペースホワイトカフェという真っ白なカフェを紹介したのですが、そこの監修をされていたのがこの方です。
六甲ミーツ・アートの記事についてはこちら
といっても、他の方がお話していたので、お顔が撮れている写真がなかったです。
この日はかなりの雨。
この神社は雨を呼ぶ龍神を祀っているそうなので、最高の演出といえるかも。
展示されている作品にはすでに音が流れていますが、雨音が混ざり合って、まさに自然に内包されているような感覚を味わえました。
チリの政変で亡命し、現在はフランス在住のエマ・マリグという女性アーティストの作品です。
お社の中央で回る地球儀には、いくつかの言語でメッセージが書かれています。
この地球が愛であふれますようにという祈りが込められているそうです。
この作品はお気に入りの作品のひとつなので、できたら次回またお目にかかりたいのですが、大地の芸術祭の公式サイトには「終了しました」とあるので望み薄かな。
でも、この神社自体も神秘的で素敵でしたよ。
十日町エリアの作品は実はあまりまわれておらず、次が最後の作品です。
かなりの技術が必要だっただろうなと思われるワイヤーのコードの交差。
壁をすべて取り払っているので、家の内部をぐるり歩くこともできます。
さて、このあとは川西エリアのナカゴグリーンパークの作品を中心にめぐります。