博多バスターミナルビル「ふきや」のお好み焼きが恋しくて
博多バスターミナルビルの8Fにある「ふきや」へ行ってきました。
もつ鍋や水炊きみたいに、観光客に愛されている名物でもない。
他県の人に「福岡の美味しいものは?」と聞かれても、これを答える人はまずいない。
なのに定期的に恋しくなって食べに訪れてしまうもの。
「ふきや」のお好み焼きがそれなんだそうで。
こちらのお店はテーブル6席、カウンターが10席程度。
ここのお好み焼きは、フワフワとかトロトロとか生易しいワードは一切現れません。
ズッシリ、ボッテリ、シッカリ…思い浮かぶのはそんな感じです。
最初は、大阪のお好み焼きでは御法度とされる、焼きながらヘラでパチパチ叩くアレを、店員さんが軽やかにされているのに驚きました。
この方法がベストな生地なんだと思います。
店員さんが焼いてくれたものが提供されるので、客は待つのみ。
今回はミックス(900円)にしました。
お好み焼きを切り分ける音が、激しめに店内に響くのが心地よくなってきます。
カウンターで唯一の女性客だった私に「鉄板の前、熱くないですか?テーブル空きましたので、よかったらどうぞ」とお気遣いいただきました。
熱いというわけではなかったけど、カウンター席で写真を撮ったりしていると周囲の方にも目障りになることがあるので、テーブルに移らせていただけて良かったです。
ついに登場
下の写真は、すでに私がセンスの欠片もなくソースとマヨネーズをトッピングしちゃってますが、マヨネーズは自家製のマヨネーズをお好みで乗せるスタイルです。
期待を裏切らない、フリスビーのようなお好み焼き。
飛ばせます。確実に。
テーブルのソースとマヨネーズ、こちらも容赦ない質感。
ぼってり。
でも、このマヨネーズ、追いがけが止まらなくなってしまうポイズン。
けっこう頻繁に店員さんが交換してくれているようです。
1枚食べたら、かなりの満足感。
私も定期的に食べたくなってしまっているのかもしれません。
ふきや 博多店