中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

和歌山九度山にある通称おっぱい寺「慈尊院」へ

大阪から日帰りで和歌山県へドライブ。

通称「おっぱい寺」とも「女人高野」とも呼ばれる慈尊院へ。

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こちらは、子宝、安産、授乳、乳がん平癒を願う寺として知られています。

これが乳房型絵馬、通称おっぱい絵馬。

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本堂の前には、手作りなのか大きなものや、毛糸で編まれたものもあります。

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慈尊院弘法大師高野山への入口として伽羅を創建し、宿所や冬季の修行場とした場所。

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大師の母上が高野山を一目見たいと訪れた際、当時高野山は女人禁制。

そこで、こちらの院へ迎えられたことから、女人高野いわれるようになったのだそうです。

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女性の高野参りは慈尊院までしか許されないこともあり、子宝、安産、病気平癒を祈ったのですが、実はそれだけではなく女の人が慈尊院をお詣りすれば、すべての願いが叶うのだそうです。

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四国八十八か所のご本尊を祀る「四国堂」はここに参詣することで、四国八十八か所を詣でたことになるというありがたさ。

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時々こういうワープ技的なのありますね。マニ車とか。

智慧や学力の「弁財天」、財宝の「稲荷明神」、子育ての神の「カルテンさん」、痛むヵ所を手でさすると回復するという「ビンズリさん」など総動員。

ありがたいです。

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ご本尊は弥勒堂に安置されていて国宝です。

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弥勒堂じたいは世界遺産に登録されているそうです。

そうそう慈尊院を囲む、この土壁も和歌山県一の古さで県指定文化財なんだそうで。

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さらに高野山の表参道である町石道は、この慈尊院から始まっているのです。

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とかなんとか…行き当たりばったりで行ったので、帰ってから全部調べました。

だから、この町石道の起点を示す百八十町石の周辺で、ツアーのお客さんが写真を撮っているのを観て「なんかあるのかな?」ぐらいで素通りしていました。

奥の石段をのぼると、丹生官省符神社があり、こちらも弘法大師創建の神社です。

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ここにはすでに亥年の大絵馬が飾られていました。

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この石段からの眺めもなかなかです。

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駐車場は慈尊院の前にも丹生官省符神社の前にもあります。

慈尊院の前の駐車場は、観光バスの停車位置が前にあるので、大きなバスが停まっていると奥の一般車用駐車場が見えにくいのですが、5台ほどあったと思います。

参拝時間:8:00~17:00