中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

花見散歩 奈良ドライブ 吉野郡下市町

桜の季節は散歩も楽しいもんですが、私の場合1泊2日の旅行となると、たいてい雨に見舞われます。

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雨女という表現を使うと「お前のために天気は変わらん」と主人に言われますが、お天気が続く季節でも、ピンポイントで旅行の日程だけ雨になることもしばしば。

今回もそんな感じでした。

1泊2日の奈良旅行、両日とも不安定な天気で2日目の朝以外はほとんど雨。

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前回の記録で下北山スポーツ公園を訪れましたが、あそこへ行った時間が最も晴れていました。

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そして雨は降りつつも、かろうじて青空が少しだけ見えたのが奈良県吉野郡下市町の桜を2か所を巡ったとき。

ちなみにこちらの2か所の枝垂れ桜は、奈良市内の主なソメイヨシノよりも早く咲き、4月2日時点で満開でした。

まずは、彌三吉桜というしだれ桜。

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こちらの彌三吉桜は個人宅の敷地内に立っています。

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私も訪れるまで知らなかったので丘の上にあがってしまってから、おそらく持ち主のご家族と思われる方がいらしたので「拝見させてください」と声をかけ、写真を撮らせてもらいました。

あとから知りましたが、何度も撮影してらっしゃる地元の愛好家さんに聞くと、道路沿いのポイントから見上げて桜を撮影されているようです。

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というのも、この桜は墓標代わりの個人宅のもので、ご両親の墓標が朽ちてしまっても埋葬場所がわかるようにと、現在の当主の祖父にあたる彌三吉さんが植えられたことから彌三吉桜と名付けられたもの。

なので、知っている方はむやみに丘に上がらず、下から撮影されているのだと思います。

現在でも桜の根元には墓標があり、彌三吉さんのご両親は、大きなしだれ桜に見守られながら眠っています。

ご当主さんが建てられたと思われる彌三吉桜の由来を記す立て札があるところを見ると、桜を観に丘の上まであがることは大丈夫みたいですが、そういった桜だと知ったので根元に立ち入るのははばかられます。

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枝が風に揺られて、鶯が鳴く様子は、心が緩んでいくようでした。

彌三吉桜はGoogleマップにも観光名所として案内が出ているのですが、私が場所を記すのはやめておきます。

道路沿いで撮影をされていた地元のカメラマンさんとお話をしていたら、下市町にはもう1つ素晴らしい枝垂れ桜があるということで、場所を聞いてさっそく行ってみることに。

こちらがその桜。

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駐車場もないので、少し先のふれあいロード沿いに車を停めて歩いて行きました。

道にかかる門のように枝垂れる桜。

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こちらも個人宅の桜なのかな。

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道路は誰でも通行可能なので、こちらはだいたいの位置を記しておきます。

場所はこのへん

次回は奈良県明日香村の花見散歩をまとめます。