五島列島 福江島滞在記(2日目)
2日目は朝食でまたまた楽しい出会いがあったので、すっかり長居させてもらって、観光に動き出したのは、ほぼお昼ぐらいでした。
お食事については後日まとめて記録したいと思います。
堂崎天主堂だったり、堂崎教会堂と表記されてる場合もありますね。
内部は数多くの資料があり、使われてたものを見たりすると、物語のなかのことのように思えていた当時の抑圧されたキリシタンの方々の生活が少したどれるものに感じました。
駐車場から教会へ向かうまでにある入り江がとても凪いでいて、海面に周囲の山や島が映りこむ姿がとても美しかったです。
この前にお住まいの方にお聞きしたら、いつもこんな感じの凪ぎで、空の青が映るともっと美しいみたいです。少しの間見入ってしまいました。
離れがたくて、前にあるカフェでお茶とはちみつトーストをいただきました。
テイクアウトもできるお店で、普段は写真のおばあちゃまがお一人でされています。
BABY QOO
オープンスペースのみですが、息子さんが手がけている店内の雰囲気が本当に可愛らしくて居心地のいいお店です。
さて、次に向かったのは「水ノ浦教会」
真っ白な姿が本当に美しい!
この門の内側に書かれていた文字を帰ってからも反芻しています。
私はクリスチャンではないので、真意とは違いますが、この門みたいな人間になりたいと思っちゃいました(笑)
救うのは別のなにかであっても、救われる前の兆しって必要ですよね。
たぶん、この聖書の言葉とは全然別の勝手な解釈ですが。
次に向かうのは三井楽地区。
今でもクリスチャンの方が多く住む地域だそうです。
芋焼酎をいただきましたが、クセのない口当たりで、飲みやすい。
芋の強さではないアプローチなので、芋はな~って人にもいけるかもしれません。
逆に芋を求めて飲むと、物足りない感じもします。
えらそうに言いましたが、酒ならなんでもいい私に的確な分析は無理です(笑)
さて次は「三井楽教会」
モザイクタイルの聖画が正面壁面にある教会です。
ここの前にあった建物はなんだろう。
すごく気になりました。
幼稚園のような感じだけど、地域の集会所みたいな感じに使われてるのかな。
映画なんかで使えそうなぐらいノスタルジックな佇まいで素敵でした。
ここへ着く前に、椿が綺麗に咲いている場所を見つけたのですが、散策したあとに入り口に刺してある杭を見たら「かづら清椿林入口」という文字があり、どうもあの有名な椿油の老舗の私有林のようだったので、場所はご紹介せずにおきます。
でも外側からでも椿のトンネルが美しかったですよ。
もっと椿が落ちると道が赤くなって綺麗でしょうね。
さて次は、雑誌で見てから、絶対行ってみたいと思っていた「渕ノ元カトリック墓碑群」
ここで夕暮れを待ちます。
しかしここへ来てバッテリーが切れそう。日没までもつかな。
他にも、お仕事で撮りにきてるのかなと思われる方や、地元のアマチュアカメラマンの方がいらっしゃって、素晴らしい写真を撮っておいででした。
とりあえず、日没まで騙し騙しバッテリーをもたせましたが、やっぱり肉眼で見たくて、写真はあまり撮りませんでした。
本当に美しい夕景。
静かに眠っている方々に、この地へ導いてくださったことを感謝して、帰途につきます。
宿に戻ってからも、五島の夜は続くのですが、それは別の機会にお話したいと思います。