中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

五島列島 福江島滞在記(3日目)



3日目は午後3時にレンタカーを返す予定になっているので、それまでに帰ってくるのを目安に島の西端へ。

映画「悪人」のクライマックスシーンの舞台というと「あーー!あの灯台か」とわかる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。日本夕陽100選に選ばれるほどの美しい夕陽の名所でもある「大瀬崎灯台」。
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灯台のところまで歩いていくこともできるようですが、往復で40分以上はかかるとのことなので、今回は大瀬崎展望所からの景色を楽しむだけにしました。
機会があったら、あの灯台を是非近くで見てみたいと思います。
ただし、夕景を灯台のある場所から見ようと思っている方は、日が沈んだあとの帰り道はかなり暗くなるとのことでしたので気をつけてくださいね。
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こんな道標も出ています。
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次は帰る道にある「井持浦教会」へ。
ここは、ルルドのある教会として有名です。
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ルルドというのは、ざっくり言うとありがたい水が湧き出る泉です。フランスのルルドという場所で、さまざまな難病を治癒させた奇跡の泉が湧き出たことで、バチカンをはじめ各地でこの泉を模したものを作らせたので、この泉自体を「ルルド」と呼ぶようになったようです。
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この奥にあるのがルルドなんですが、手前のフェンスが閉められており、奥を観ることは叶いませんでした。

まだまだ観たい場所はあったのですが、レンタカー返却の時間がせまっているので、あとは次回の楽しみにとっておくことに。

この日、行きは福江島を東西に横断する県道27号線を走り、帰りは福江島をほぼ一周している国道384号線の南側を通りました。
ナビなどでは国道384号線のほうが、数分早く到着すると表示されるかと思いますが、県道27号線のほうが運転は楽です。国道384のほうは道がクネクネしている箇所が多く、海岸線に沿って走っているのかと思いましたが、海沿いを走る部分はわずかです。

ちょっとビックリしたのが、片側しか信号がない交差点があることです。いやもしかしたら、T字だったかもしれません。
意味がわかりにくいかもしれませんが、たとえば私の進行方向が青だとします。当然クロスする道の信号は赤だと思いますよね。
でも、ないんです、そっちの信号が。
だから青で通過しようと思うと、交差している道から、そろそろと左右を確認しながら顔を出す車が見えるわけです。「赤なのに?」と思ってビックリしましたが、そちらには信号がないので、ちゃんと確認しながら出てきます。

宿に帰って、この話をしたら「不思議に思ったことなかった」とのことなので、私のドライブ人生のなかで出会わなかっただけで、けっこうあるもんなのかな。

2日目、3日目にレンタカーでドライブしながら綺麗だった場所も紹介しようと思ったのですが、なにしろ中途半端な性格なので、車を停めて写真を撮ったものの、どのあたりだったかも記録しておらず、いっきにまとめて出すしかなくなってしまいました。
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堂崎教会から三井楽へ向かう途中にあった桜並木。河津桜が綺麗に咲いていました。
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国道384号富江町長峰あたりから見える棚田と水平線。
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遠くに見える鬼岳と菜の花畑。空港の西側のどこかだと思うのですが、全然覚えてない(汗)
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こちらはもっと大きく鬼岳が見える場所。ここは、もはやまったく位置が不明です(汗)

このとき、鬼岳は3年に1度の山焼きを控えており、まだ草が枯れた茶色の姿です。
本当は、この前の週に山焼きの予定だったそうですが、雨のために翌々週に延期されたそうです。翌週だったら私も見れたのですが、残念。

山焼きのあとは茶色から黒い山になるそうですよ。
そして、春になれば、また緑の山になるんだそうです。
緑の頃に、また来たいな。

さて、こんな感じで相変わらず中途半端な滞在記ですが、4日目に続きます。