五島列島 福江島滞在記(5日目)
1日延泊して、今日こそは帰らなければ・・・というか、この日の夜に福岡で約束があったので、どうしてもそちらに移動しなくてはならなかったのです。大阪の自宅に戻るのは、もう少し先。
最終日は思いつきで鬼岳に登ってみることに。
私が行ったのは2月21日なので、まだ山焼き前。
2月27日に3年に1度の山焼きが行われたので、今頃は黒い姿になってるでしょうね。
山焼きは、主に害虫の発生を抑制するために行われるそうです。
3年に1度のことなので、イベント的な意味合いもあり、炎をあげる鬼岳の姿を楽しみにしている人も多いようです。
実は2月13日が当初の予定だったのですが雨のため順延、翌週になっていたら私も観ることができたのですが、翌々週にあたる27日に行われたようです。
鬼岳は展望台のすぐ近くまで駐車場で行けるので、気軽に立ち寄ることができる絶景ポイントです。福江島の初日の出ポイントとしても知られているようなので、朝日を見るにもいいようですが、ぐるっと見回せるような絶景なので、夕暮れ時も美しいとのこと。
行きは宿のオーナーさんが駐車場まで送ってくれました。
駐車場からは、五島椿森林公園に行くこともできます。
まずは、そちらを少し散策。
なぜか下ばっかり撮って、全体がわかるような写真が1枚もない。
すみません。
でも、落ちた椿も綺麗ですよね。
この島にいると、街路樹も椿なので、つい当たり前になってきちゃいますが、私の住む地域では、サザンカのほうが街路樹としては多く、こんなに椿に囲まれた毎日を過ごしたことは、かつてなかったかもしれません。
さて、鬼岳に戻ります。
展望所への道を登り始めると、まぁ風が強いこと!
寒い!夕暮れ時までなんて、たぶん無理。
それでも展望所まで登ります。
まだ上へ行けますが、どうやらここが展望所のようです。
うわぁ、寒いけど気持ちいい!
とはいえ、寒い・・・展望所より少し上まで行ってみましたが、駄目だ!これ以上は励まされないと登れない(笑)
そういえば、駐車場と展望所の間には天文台があるんです。
ただし、こちらも要予約。
当日の17:00までに駐車場横にあるお土産屋さん「鬼岳四季の里」へ電話をすればいいようです。
鬼岳四季の里
TEL 0959-74-5469
帰りはタクシーを呼ぼうと、タクシー会社の電話番号を控えてきたものの、駐車場まで降りてきて、やっと自分の携帯が圏外なことに気づきました。
なるほど、そういえば昨夜飲んでるときも、ソフトバンクの私だけが圏外。
ソフトバンク離島弱いのかな。
お土産屋さんにSOSできる時間でよかったよ。
日暮れまでいたら、泣きながら歩いて下山ですよ。
お土産屋さんの方が快くタクシーを呼んでくださって「寒いでしょう。どうぞお座りください」と椅子まで。
喫茶メニューがあるようだったので、こんなことならお茶をしてからタクシーをお願いするんだった。
何も飲み食いせずに、ゴメンナサイ。
そういえば、この展望台まで来る途中にコンナカ王国というホテルをはじめとするレジャー施設があって、そこに鬼岳温泉という温泉がありました。
2日目に行ってみたのですが、露天風呂があって、ホテルの利用者でなくても、23時まで利用することができるので、なかなか便利です。
露天風呂は褐色の濁り湯で、星を見ながら入ることができて、なかなか気持ちいいのですが、ホテルの立派な施設に比べ、番台のスタッフの応対が寂しい感じで、ちょっとビックリしたので1度しか行きませんでした。
五島の会う人会う人が親切で、ちょっと期待しすぎたのかな。
さて、宿に帰って、出発までの時間、歩いて空港の夕陽を見に行きました。
空港手前のフェンス沿いには、飛行機を見るために車でお子さんを連れて待機してらっしゃる方がチラホラ。
ここからの夕陽とても綺麗でした。
いよいよ、五島を去る時間。
名残惜しい…空港に近い宿なので、ギリギリまでオーナーと話し込んで、いよいよ空港へ。
宿のオーナーも見送りに来てくれて、心からのお礼を伝えようと思ったのですが・・・
荷物のなかの小さい鏡のおかげで、ギュウギュウにパッキングしたスーツケースをひっくり返して調べられることに。
やっと荷物を預けた頃には、急がないと間に合わない時間に。
あー、なんかバッタバタのお別れ。
最後まで、いろいろゴメンナサイ(汗)
こんな感じで、私の福江滞在は最終日を終えたのですが、食事やお酒を飲んだお店をまとめた番外編を後日まとめたいと思います。
次回も必ず行きたいお店ばかりなので、自分の記録のためにも早めにまとめます。