中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

気軽に行ける離島、壱岐島へ 神社編

壱岐には、とにかく神社が多い。

それもそのはず、壱岐市は神社の密度世界一を目指してギネスブックに申請すると表明したほど。

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神社庁に登録があるものだけでも150社、小さなものまで含めると1000社を超えるのだそうです。

民家もないような路地にある小さな祠ですら大切にされてるなぁと感じるのは、神々と近い距離に生活している島民の習慣からかもしれませんね。

そんな壱岐で巡った神社をざざっとご紹介します。

神社の名前をクリックするとグーグルマップに飛びます。


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137段の石段をのぼっていくと、意外とこじんまりした社殿があります。

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石段の少し西側に小さな駐車スペースがあり、坂道で登れるようになっている道もあります。


さて、次は「月讀神社」

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日本最古の神社といわれているそうですが、じゃあ上の天手長男神社は?

あとから出てくる男嶽神社が元の月讀神社だったともいわれていて、そうなると社名だけが最古?

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いろいろ不思議に思いながらも、元来の中途半端な興味だけで終わってしまうので、とにかくしっかりお詣りだけさせてもらえばいいか…と。


そして、その「男嶽神社」がこちら

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もとの月讀宮と言われているそうで、男岳山という山の頂上にあります。

山の名前からもわかるように、明治時代までは女人禁制の山で、一般の人が参拝することもできなかったそうです。

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山自体がご神体といわれるほどのパワースポットで、拝殿の裏にある岩は方位磁石が狂うほどの磁気を発生しているそうです。

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通常入れない場所ではありますが、宮司さんの案内があれば拝見することができるそうです。

私はなんとなく寒気がして、参拝を済ませてすぐ失礼したのですが、後日普通に風邪をひいて、神様とは無関係だったことが判明(笑)

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石のお猿さんがたくさん並んでいますが、これらは奉納されたもの。

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昔は猿ではなく牛だったようで、石の牛さんの姿も。

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次は滞在中、けっこうな頻度で通った「小島神社」

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日本のモンサンミッシェルの別名を持ち、大潮の干潮時にのみ参道となる道が現れ、満潮になると離れ小島のように見えます(中潮でも渡れる確率は高いです)。

小豆島のエンジェルロードとか鹿児島のちりりんロードみたいな感じですね。

拝殿は島の裏側にあります。

ここには昼夜を問わず立ち寄りました。

最初は雨でレインコートを着て参拝。

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縁を感じたとか、引き寄せられたとか、そういう気合は全然なく、食事をしたお店がたまたま近くて「もう1回行っておくか」となったり

夜中に目が覚めたら星が綺麗だったので「あそこなら綺麗そうだな」とかいう軽い気持ちで行ってみたら、闇からの鳥の声にビクビクして星どころではなくなったり

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そのまま日の出を迎えて、美しい日本のモンサンミッシェルの姿に感動したり。

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あとで知りましたが恋愛成就で有名な神社らしいです。


次は小島神社の近くにある「金刀比羅神社」

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壱岐には金刀比羅神社がほかにもあります。

青島という島が橋でつながっているのですが、その橋のたもとにあるのがこの神社です。

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ここも島っぽく見えるかもしれませんが、常に参道があります。

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こんな場所にあるのだから、海の安全をみまもる神様なのかな。


次は、さらに海を感じられる場所にある「龍蛇神神社」

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私は波切不動尊からレンズを通して眺めただけなのですが、雨がひどくなってなければ行きたかったとこです。

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さらに、参拝したあと散歩していたら、まさに海の中に鳥居があるのを見つけてしまった「寄八幡神社」

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え?と思って思わず近づいてしまいましたが、私が確認したところ、神社の境内から続いてる道はなかったです。

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帰ってから調べると夕日の綺麗な場所らしく、写真を撮っている方もいらっしゃいましたが、詳しい情報は見つからなかったです。

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ただ、鳥居の向きからして、陸からではなく海から船で参拝するための鳥居だと思われます。


そういえば辰ノ島編で書いた「若宮神社」もそうでしたね。


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最後は郷ノ浦の飲食街にある「塞神社」

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猿田彦の妻、天宇受売命(アメノウズメノミコト)が奉られているため、明治末期まで、島に上陸した男性は男根を女神に見せないと怪我をするとされ、この神社に見せに来るという嘘みたいな習慣があったそうで。

そのため先述の男嶽神社が猿を奉納するとしたら、ここは男性のシンボルをかたどったものが奉納されているわけです。

私は控えめに鳥居のとこから撮りましたが、検索すれば山ほど写真が出てくるはずです。

ある意味、郷ノ浦の目抜き通りの中心にこの神社があるのは、女神の目が行き届いていいのかもしれませんね。

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まだまだ全然巡れてませんが、いつかまた訪れた時も、少しずつ壱岐の神様にご挨拶していきたいと思います。

次回は壱岐市一支国博物館について書きます。