中途半端な旅の記録とみのまわり

こちらにお引越しして間もないので、まだ新しい記録はまとめられていませんが、ゆっくり慣れていきます

しまとく通貨が使える壱岐島へ 壱岐市立一支国博物館編

今回は後づけで「しまとく通貨」をテーマにして壱岐島を紹介しています。

別にしまとく通貨の広報活動をする義理はなにもないのですが、知らないで行くより知って行ったほうが絶対お得な商品券です。

事実、私は五島列島を旅した時には、その存在を知らずに1度も利用しなかったのですが20%のプレミアムがつく通貨だと知って、調べておけば良かったなと思ったのです。

しまとく通貨は、旅行者向けのプレミアム付き商品券で、五島列島壱岐島で利用することができます。


今年の7月からスマホガラケーで利用できる電子通貨になって、使い勝手も良さそうので、今回はそれを使って壱岐島を旅しています。

イメージ 17

最大4万円購入できるのですが、4万円買うと48000円の通貨になるので8000円お得です。

宿泊、飲食、ガソリンスタンド、レンタカー、島の多くの加盟店で使用することができます。

ここ、壱岐市立一支国博物館でも使えます。

イメージ 1

もっとも入館料をしまとく通貨で支払うのは一人旅の場合は難しいです。

観覧料が大人400円。

しまとく通貨の支払いの最小単位が500円でお釣りは出ないので、別の企画展と併せて入場する場合かミュージアムショップでの利用に限られます。

イメージ 2

この壱岐市一支国博物館、建築界のレジェンド黒川紀章の国内最後の作品だそうです。

イメージ 14

ちなみに最後の遺作は、今年サッカーワールドカップロシア大会の会場となったサンクトペテルブルグ競技場なんだそうです。

展望室や屋上展望広場に出てみると、原の辻遺跡の広大な風景はもちろん、建物の特徴も鑑賞することができます。

スタッフの方が非常に親切で、私の少し後に団体の予約が入っているということで、ビューシアターでのビデオを私だけのために上映してくれました。

イメージ 3

海を介して一支国が繁栄していく歴史を短いビデオで紹介してくれます。

この日は残念ながら雨だったので(もう毎回ですけど)、ビューシアターのスクリーンがあがっても、ガラスの向こうの景色がはっきりわからなかったのですが、このスクリーンに最後に映し出された景色と同じ場所の景色が目の前に広がる趣向です。

イメージ 4

雨だから博物館でも見とくか…なんて思って訪れたのですが、これは晴れの日に見たい!

そのまま2階の展示室を歩いていくと、

イメージ 6

ジオラマや土器などの展示があり

イメージ 7
イメージ 8

どうやら弥生時代の衣装を着る、なりきりツアーなるものもあるようです。

イメージ 5

楽しそうやん

でも、こういうのも一人だと、最終的にどうなったら正解なのかわかんなくなるんですよね。

はしゃぐのか、写真撮るのか、一切照れずに古代の人になりきるのか…

そういうわけで、コスプレはあきらめて次は4階の展望室へ

イメージ 9

この展望室は屋内なので、雨の日でも大丈夫です。

ただやっぱり晴れの日に見たい。

イメージ 10

次は3階に降りて先述の屋上展望広場へ出てみます。

イメージ 11

なるほど、素人目に見ても丘陵の一部に溶け込む曲線などに、建築物としての面白さも感じます。

このフロアには図書室や喫茶コーナーもあり、ゆっくりと過ごせるようになっています。

今度は1階におります。

イメージ 12

ここでは、観察路から発掘されたものを整理する作業を眺めることができたり、キッズこうこがく研究所があったり、オープン収蔵庫の様子をガラス越しに眺められたりします。

イメージ 15

こういった作業や収蔵庫は一般的には見える場所にないので興味深いです。

バックヤードツアーも予約すれば参加できるようです。

イメージ 16

公式サイトに申込書があったので、次回はトライしてみようかな。

最初の期待以上に楽しめる施設でした。

イメージ 13

長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触515-1
電話:0920-45-2731


次回は辰ノ島編でも紹介した鬼の足跡の片方がある牧崎園地へ行ってみます。