福岡へバースデーフライト♪ 春の福岡博多をお散歩
3月の上旬からしまなみ海道(愛媛~広島)へ行く予定になっていたのですが、自分の誕生日が近づいてくるにつれて「そういえば、最近直接誰かに誕生日を祝ってもらうことってなかったなぁ」と思いつきました。友人や身内がカードやメールで祝ってくれることはあるのですが、誕生日!シャンパン!ケーキ!おめでとう~みたいなのが、もうないわけです。
若いときは、逆に誕生日会みたいなものが煩わしいと思ったことさえあったのに、なくなればなくなったで祝ってもらいたくなるという矛盾。
かといって、親しい友人などには言い出せないのが妙齢の女性の微妙な心理。
みんな子供がいるから、誕生日は絶対に家族でお祝いしてるし、反対にその友達の誕生日当日を祝ってあげることは難しいので、私だけ当日の誕生会を所望するのも気が引けるんです。
そこで「福岡飛んじゃえ」になったわけ。
福岡のお気に入りのお店で図々しく祝ってもらう算段。
大阪や名古屋でやっちゃうと、結局は自宅や実家へ帰らなきゃいけないので、帰ってからの家族や同居人の反応が冷たそうで存分に飲めない
これは、ちょっと早めに旅に出て、福岡から松山へ入るコースに変更しよう
と思い立ったのが誕生日の3日前。
慌ただしく飛行機を押さえてホテルを予約
関西空港を誕生日の朝8時の便で発ちました。
どんだけ祝ってもらいたいんだよ・・・・・・(笑)
福岡空港は現在絶賛改修中で、昨年秋に訪れた時とは様変わりしていました。
駐機場から見える部分も
フロア部分も
ラウンジの場所も3階から1階に変わっていて仮設という感じでした。
地下鉄の入口も以前利用できた入口は使えなくなっており、ターミナル中央部分から地下に下りて、けっこうな距離歩かなくてはならなくなりました。
これは最終形なんだろうか?
工事はまだまだ続くみたいなので、完成が楽しみです。
今日のホテルは確保できているのでチェックイン前に少しだけ観光
空海が日本で最初に建立したお寺だそうで、みどころの多い名所でもあります。
ここは木造の座ったお姿の大仏としては日本で最大といわれる釈迦如来像があります。
通称、福岡大仏。
撮影が禁止だったので写真がありませんが、想像していたよりも迫力と温かみのある大仏様でした。
見に来てよかったです。
実はこの大仏様の台座の横から「地獄極楽巡り」という通路に入ることができるそうなのですが、見逃しました・・・・。
あとで地元の人から聞いたのですが、真っ暗な通路の途中にある「仏の輪」に触れたら極楽浄土に行けるという運試し的なしかけもあるそうで、次回また訪れてみようと思います。
東長寺のもうひとつのみどころといえば五重の塔です。
ちょうど梅が見頃を迎えていました。2月下旬から3月上旬が梅と五重の塔を一緒に撮影できる時期だそうです。
桜の名所としても有名だそうですので、その時期に訪れる方はプランに入れてみてはいかがでしょうか
大仏は平成4年、この五重の塔は平成23年に完成したようで、意外と近年になって見どころがここまで整ったという感じなのでしょうか?
そのなかで、市の文化財に指定されている六角堂は1842年に博多商人の豊後屋栄蔵が建造した歴史的建造物。
内部の仏がんと呼ばれる仏像を安置する厨子は回転式でとても珍しいものだそうです。
毎月28日には御開帳があり、毎年11月に開催される博多ライトアップウォークの開催中にも一般公開されているそうです。
博多ライトアップウォークの期間中はこんな幻想的な姿になっています↑
普段はこんな感じ↓
また、その時期にお参りできるといいな
南岳山 東長寺
福岡市博多区御供所町2-4
電話:092-291-4459
アクセス:地下鉄祇園駅より徒歩2分
博多の風物詩、博多祇園山笠で、山笠が奉納されるのがこの神社です。
飾り山笠が1年中展示されているので、観光客にも人気の神社です。
私が訪れた3月初旬には梅や河津桜が境内を明るく彩っていました。
まだ肌寒いけど、この色合いを見ると春めいてきたと感じます。
電話:092-291-2951
アクセス:地下鉄祇園駅より徒歩6分
もちろんこの夜、思惑どおり気持ちよく祝っていただいたのですが、そちらのお店は取材なども制限されてるそうなので詳細はぼかしますが、西中州にある心地よいお店です。
ちょうど佐賀から来られたお客さんが嬉野豆腐という美味しいお豆腐を手土産に持って来られたので、バースデー湯豆腐を楽しませていただきました
一緒に温泉水も持ってこられて、この温泉水で温めると豆腐が溶け出して、お湯が豆乳のようになります。
これ以上ないというほど優しくてふんわりした口当たり。
温泉湯豆腐というのだそうです。
そんな感じで夜は更けてゆき、私の「誕生日を祝ってもらいたいツアー」は大満足のうちに初日を終えました。
こんな無理やりな感じにつきあってくださった方々に感謝しなくちゃですね